【明慧日本2016年10月28日】吉林省通化市の法輪功学習者・金敏さんは吉林市で連行されてから、断食して迫害に対して抗議を行った。1カ月間経った先日、金さんは通化市第三病院に運ばれ、危篤状態に陥ったという。病院で金さんは家政婦1人によって看病されているが、警官2人に監視されている。
金さんは通化市製鋼所の職員だった。1999年7月20日、法輪功が迫害されてから、金さんは法輪功を学び続けているとの理由で、会社側に解雇され、労働教養処分も受けた。
2013年末、金さんの姉2人が警官に連行された。金さんは姉たちのことを心配し、会いに行こうと思ったが、駅で身分証明証を検査されたとき、法輪功学習者であるという理由で、その場で連行され通化市長留留置場に拘禁された。その後、金さんは7日間断食して抗議を行って、解放された。
金さんは実刑判決を宣告された姉2人と頻繁に会えるよう、父親と吉林市に引越した。以前、父親は定年退職の手続きをしたとき、電話番号を書いたため、警官らに追跡されて、吉林市の住所を知られた。今年8月19日朝7時半、警官は金さんの家のドアを叩いた。父親がドアを開けると、警官らは証明証を提示し、金さんを外に呼び出し、連行した。
その後、娘を連行したのは桃源派出所の警官だと、父親が調べてわかった。
現在、金さんは逮捕状を出され、案件を通化市二道江区検察院に移されたという。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な関係者らの情報は、中国語のページを参照)