【明慧日本2016年11月7日】(天津市=明慧記者)天津市武清区地方裁判裁所は10月25日、弁護士や家族に通知せずに、法輪功学習者・王淑敏さんに対して秘密裏に開廷し審理を行った。
王さんは2014年11月4日、法輪功が不当に迫害されている真相を伝えていた際に通報され、現地の警官に手かせや足かせをかけられたまま、24時間拘束された。
当日、公安と国保(国内安全保衛部門)が、王さん宅を不法に家宅捜査し、パソコン2台とプリンター1台およびすべての法輪功書籍を持ち去った。11月5日、王さんの家族が1万元を支払い保釈された。同年6月27日にも検察で拘束されていた際、保釈金を支払って保釈されたことがある。
今年3月3日、同裁判所は、王さんを呼びつけて起訴状を渡した。同時に3月15日に開廷すると通知した。
4月の法廷審査を前に王さんは、迫害を恐れ仕方なく家を離れた。
10月2日、高村交番は王さんを強制連行し、武清留置場に収容した。
王さんの家族は弁護士に依頼し、弁護士は裁判官の殷建と接触しようとしたが「出張中」や「忙しい」などの理由で会おうとしなかった。
そして10月25日に弁護士が王さんと面会した際、裁判所は弁護士や家族に通知せずに25日の午前、秘密裏に開廷し審理をしていたと伝えらえた。
弁護士や家族は事実を確認するため、裁判官に面談を申し出たが横暴な態度で断られた。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)