私の周りの法輪大法の修煉者達

文╱中国の大法弟子 園縁

 【明慧日本2016年11月9日】周りを見てみると、私の知り合いの中で、自分が一番幸運な人だと確信しています。なぜなら、私の家庭にしても、結婚、職場、友人関係にしても、すべての所において、法輪大法から恩恵を受けているからです。

 母は法輪大法を修煉しています。母は昔、ノイローゼ、鼻炎、婦人病を患っており、しかも心臓も弱く、睡眠障害が深刻で、家には常にいろんな薬が用意されていました。長年の病気で母は心がふさぎ、気性も激しく、しょっちゅう父親と喧嘩し、もう少しのところで離婚しそうなほど夫婦関係が悪化していました。悪い時には悪いことが重なり、母はさらに筋萎縮症だと診断され、家庭は本当に崩壊寸前でした。

 この苦しい時期に、母は法輪大法に出会いました。本当に闇夜の灯りでした。母はとても真剣に大法の本を読み始め、法輪功は修煉であることを知り、「真・善・忍」に基づいて、自らを厳しく律するようにし、毎日5式の功法を煉りました。こうして、母の病気も知らないうちに消えてなくなりました。母は気立ても良くなり、性格が明るくなり、何をするにも気持ちを落ち着けて父親と相談するようになり、そして、家のことを細かいところまで気配りをしてくれました。母は健康で明るくなり、家庭も笑い声が絶えず、従姉妹は「もし、家のお母さんも法輪大法を修煉してくれたら、なんと素晴らしいことでしょう!」と羨ましそうに言いました。

 義母も法輪大法を修煉しています。修煉する前、義母は病気がちで、最も苦んできたのは、若い頃、夫を出産した時に患った「産後の病気」でした。この病気のせいで、義母は農作業ができず、家事もあまりできませんでした。

 しかし、義母はとても「手強い人」で有名でした。法輪大法を修煉してから、母の病気は全部消えてなくなり、人も穏やかで優しくなり、姑(夫のおばあちゃん)に対しても、とても尊敬して孝行するようになりました。

 この家で最も恩恵を受けているのは恐らく私でしょう。わがままで好き嫌いが激しく、かんしゃくを起こして当たり散らす私に対して、姑はいつも大目に見てくれました。そして、私が落ち着いてから、根気よく私と意見交換をしました。今の「嫁姑問題」が社会問題となっている中国では、法輪大法を修煉する姑を持つ事は、どれだけ幸運なことかとしみじみ感じました。

 夫も法輪大法を修煉しています。夫は背が高く、イケメンで、80年代生まれの人です。夫は人が羨むほどの仕事をしています。しかし、この物欲が強い社会に身を置いていても、夫は決して変なことや浮気もしません。なぜなら、彼は常に「真・善・忍」で自分の言動を律しており、「善悪に報いがある」との天理を信じているからです。

 次の二つのことから、夫の行動基準を窺うことができると思います。

 夫ととても仲の良い学友が不倫をしていました。それを知った夫は一生懸命彼を説得し、その結果、彼は瀬戸際で危険を回避し、悟って引き返してきました。もう一つは、取引先の人が仕事でお世話になったからといって、中国のいわゆる「闇のルール」に基づいて、夫にマージンを送ってきました。本来、それはやるべき当然の仕事なので、夫はこのマージンを婉曲に断り、自分は必ず職責を果たし、自分の仕事をしっかりと行うと顧客に約束しました。

 妻として正々堂々と「法輪大法は素敵で、信頼ができる夫を与えてくださいました」と私は誇らしく言えます。

 私の上司も法輪大法を修煉しています。上司と言えば、お金持ちで、権力を握り、横柄で、絶対従わなければならないイメージがあるのですが、私の上司は控えめで、謙虚で、怒らないし、自分の考え方に固執しない立派な方です。

 一度、私が画像をデザインした時、自分は完璧だと思いました。上司はそれを見て、数カ所修正する必要があると指摘しました。私は納得せず反論し、2人は少し言い争いをしました。その後、夫は「あなたが悪い、目上の人にそんな態度は失礼だ。機会があれば、上司に謝りなさい」と助言してくれました。

 しかし、私が謝る前に、上司が先に「私の言い方が強く言いすぎて、悪かった」と謝ってくれました。私は涙が出そうになりました。他の会社で働いていた時、上司に苛められて泣いたことがありますが、ここでは先に謝られ、私の方が感動して泣きそうになりました。大法を修煉している上司を除けば、社員に謝る上司を見たことがあるでしょうか?

 私には2人の大法修煉者の同僚がいます。ここでは同僚をAさんとBさんと呼ぶことにします。

 ネットでは「同僚は永遠に友達になれない」との言葉が流行っています。以前、私もこの考え方に賛成しましたが、この2人の同僚に出会ってからは、私の考え方が変わりました。2人の同僚はどちらもとても熱心で誠実で、仕事においても生活においても、私のことを身内のように配慮し助けてくれています。

 私には他人のミスを責める悪い癖があります。そして、いつも年上のAさんの愚痴を言ったり、彼女に怒ったりしました。時には言葉遣いが過激になり、その後、自分はいつもやり過ぎたと反省します。しかし、Aさんは私と言い争わず、終始私に優しくしてくれます。Aさんは私が今まで出会った中で、もっとも穏やかで優しい人だと思います。

 それから、Bさんですが、私が結婚をした時、会社の同僚から祝い金を2千元もいただきました。私はお金を赤い手提げに入れ、会社の宿舎の玄関先において、帰宅の時に持って帰ろうと思いました。しかし、家に着くと、Bさんから電話をもらい、赤い手提げを忘れたのではないかと言われました。私は本当にびっくりしました。新しく配った作業服でさえベッドに置いていたら、なくなる昨今ですから、この手提げが他人に拾われたなら、恐らくどこで失くしたか分からないだろうと思います。

 私の周りに、法輪功の修煉者はまだ多くいます。彼らは皆体が健康で、己を厳しく律する人たちです。彼らとの関わりの中で生まれた物語は、すべて幸せな1ページです。もし、この社会のすべての人が「真・善・忍」を人生の基準にすることができれば、私達のこの中国という国は、きっときっと隅々まで幸せが満ち溢(あふ)れた、とても素晴らしい国になることは間違いないでしょう!

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/11/2/332497.html)