【明慧日本2016年11月19日】湖南省チン州市嘉禾県の小学校教師・李菊梅さん(58)は、昨年10月23日午後4時ごろ、生徒に中国共産党による法輪功への迫害を伝えた時、610弁公室の関係者に不当に連行された。その後、市第一留置場に拘禁され、今年5月、県裁判所に懲役7年の不当な判決を宣告された。
李さんの夫・郭会生さんは、2009年に迫害されて死亡している。市民1670人が署名し、李さんを声援した。
李さんは県珠泉完小学校の元教師である。かつて骨ガンを患い、あっちこっちで治療を受けたが、治せなかった。精神状態が崩壊寸前の時、法輪功と出会った。わずか1カ月後、奇跡が現れた。身体の症状はすべて消え、薬物やウィルスの浸食で壊死した爪と髪の毛までも新たに生えてきた。3カ月後、李さんの健康診断の結果は、すべて正常値に戻った。専門医も不思議に思い、李さんから『轉法輪』を借りた。
しかし、1999年の7.20から、中国共産党による法輪功への迫害が始まった。李さんは法輪功を学んでいるとの理由で、数回にわたって、不当に連行・拘禁され、2回労働教養処分に処せられ、数万元の罰金を科され、9年間の給料は差し押さえられ、定年退職の権利も奪われた。
2009年8月6日、李さんが拘禁されていた期間、家財を押収しに行った警官4人は、李さんの夫・郭さんを重傷まで殴り、拘置所に連行した。同年10月12日、郭さんは県人民病院で亡くなった。李さんの親も心身ともに大きなダメージを受け、相次いで他界した。李さんは親の死に目にも会えなかった。
昨年6月1日、李さんは最高人民検察庁に『刑事告訴状』を提出し、江沢民を告訴し、その刑事責任の追及を求めた。しかし、市政法委員会(610弁公室を直轄する組織)の書記・李亜斌はこの件に恨みを覚え、李さんに迫害を加えようとした。
10月23日午後4時ごろ、李さんは県のある広場で、学生たちに法輪功が迫害を受けている事実を伝えた時、610弁公室の関係者に身柄を拘束され、市第一留置場に拘禁された。県裁判所は李さんに対して3回開廷し、弁護士の無罪弁護を無視し、懲役7年の不当な判決を宣告した。李さんは市中級裁判所に上訴し、弁護士は再び根拠がある無罪弁護をしたにもかかわらず、操られた裁判所に原審維持の結果を出された。