【明慧日本2016年12月2日】貴州省銅仁市の法輪功学習者・楊蘭珍さんは2014年5月、警官と中国共産党の虚言に騙された元夫に「精神が異常」という口実で精神病院に入れられ、拘禁されてすでに2年半が過ぎた。
楊さん(40代女性)は銅仁市電力提供会社の社員である。元夫の名前は余兵で、仕事は法輪功学習者を監視することである。
2013年3月、余兵は楊さんが法輪功を修煉しているという理由で離婚を強要した。同年10月、警官を案内して楊さんを連行し留置場に入れ、数日後、洗脳班に移動させた。
楊さんは洗脳班で1カ月拘禁された後、釈放されて会社に戻ったが、自宅に住むことを禁止され、中国共産党を信じ込んでいた姉の家に泊まることを強要された。姉は共産党の虚言を信じて、毎日楊さんの修煉を妨害し、暴力を振るうこともしばしばあった。
西南精神病院にゆすり取られ、迫害された
2014年5月、楊さんは西南精神病院に入れられて、現在も拘禁されている。
その精神病院は設備が単純で古く、病院の責任者と医者のほとんどが共産党の党員で、学習者を積極的に迫害している。
迫害される前、楊さんの月給は約7千元だったが、精神病院に「医療費用」という名目で5千元を取られていた。
現在、楊さんは腹が膨らんでおり、顔も腫れて変形し、どんな薬を飲まされたのか不明だが、想像できないほどの迫害に遭遇したのは間違いない。
西南精神病院は国の病院ではなく、個人病院で、責任者は現地の人ではなく、福建省の人だという。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)