【明慧日本2016年12月3日】遼寧省丹東鳳城市の法輪功学習者・張紫陽さんは、先月13日の朝8時ごろ出かけて他の学習者を探しに行ったまま、家に帰らなかった。翌日、再び張さんの携帯電話に連絡したら、見知らぬ人が電話に出て「携帯電話機がほしいなら、身分証を持って取りに来い!」と言われた。その後、張さんは当局に連行されたことがわかった。
11月16日午前、丹東の派出所警官は張さんの携帯電話で保存された他の学習者の電話番号により、数人の学習者の家宅に侵入し、王さん、劉さんなど数人を連行し、家宅捜索をし、一部の私物を押収した。
1999年7.20以来、張さんは6回も連行され、80日間死人ベッドに縛られたことがある。このような警察官の執拗な嫌がらせや取り調べから逃れるため、9年間も放浪生活を余儀なくされ、妻とも離婚する羽目になり、家庭も崩壊した。
張さんは2002年10月派出所に連行され、鳳城市留置場に入れられ、殴打され、苦しい灌食を受け、死人ベッドに縛られてひどい拷問を受けた。手足を鉄の輪で固定されてベッドに縛られたまま、食事や大小便も解除されないでそのまま放置され、非常な苦痛を伴い眠ることが出来ない状態で80日間も放置され、酷い苦痛の伴う拷問を受け続けた。
2012年12月18日、張さんはまたもや連行され、丹東労働教養所で1カ月拘禁され、その期間、9日の間狭い籠の中に閉じ込められ、大変痛めつけられた。
翌年、張さんはまた中国共産党の虚言に騙された人に密告され、東港拘留場で半月もの間、拘禁された。
先月、張さんは再び連行され、未だに拘禁の身であるという。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)