【明慧日本2016年12月13日】黒竜江省ハルビン市双城区駅北派出所の警官は5月6日午後5時ごろ、法輪功学習者・楊永蘭さんの家に侵入し、楊さんを不当に連行した。楊さんは5月20日に拘禁され、4カ月後に懲役1年を宣告された。
黒竜江省ハルビン市双城区在住の楊さん(63歳女性)は、かつて酷い婦人科の病気や動脈硬化などを患っていたが、1995年10月に法輪功を学び始めてから、すべての病気が完治し、元気を取り戻した。
2000年12月下旬、法輪功の陳情をするために上京したが、黒竜江省万家労働教養所まで連行されて強制的に洗脳され、働かされた。教養所の警官は楊さんを転向させようと、楊さんの夫を脅したり、楊さんを殴ったり罵ったりした。
2002年、楊さんの夫が癌で亡くなったため、生活が苦しくなった。楊さんは2人の子供を育てながら、治療時に借りた夫の借金6千元も返さなければならなかった。しかし、法輪功を学んでいるとの理由で役所からは最低限の生活費さえももらえなかった。それどころか4月、駅北派出所の警官は楊さんを派出所まで連行して「法輪功を学ばない」という保証書を書かせ、1千元の罰金を徴収した。
2015年7月、楊さんが江沢民を告訴したという理由で、駅北派出所の警官は楊さんの家に数回侵入し、楊さんを連行しようとしたが、不在だったため出来なかった。
今年5月、楊さんはふたたび連行されて懲役1年を宣告された。現在、楊さんはハルビン女子刑務所に拘禁されて迫害されているという。