【明慧日本2016年12月21日】遼寧省遼陽市・遼中区の10数人の法輪功学習者は今月8日、現地の国保(国家安全保衛)大隊の警官により連行され、複数の人が拷問された。消息筋によると、趙斌さんは酷く殴打されたという。留置場に拘禁された人もいれば、未だに遼中区公安局に拘禁されている人もいる。
先月3日、遼中区の法輪功学習者・安静さんなどの12人が、田舎へ新年カレンダーを配布しに行った際、大黒卿派出所まで連行された。
当日、20人あまりの警官が上述の学習者の自宅へ侵入して家宅捜索を行ない、パソコンや携帯電話などの個人財産をたくさん押収した。安さんの引出の中から現金・人民元1万8千元及び2千台湾ドルを奪った。
翌日、学習者たちは遼陽市留置場に移送され、中の2人は健康診断で不合格だったため解放された。現在までに10人が帰宅したが、叶中秋さん、陳洪さんはいまだに拘禁中である。
遼中区国保大隊の大隊長・李偉は10数年来、狂ったかのように法輪功学習者を迫害している。これまで李は少なくとも何10人かの法輪功学習者を連行して家宅捜索をし、罪に落とし入れたことがあった。李に冤罪をかけられ、拷問を受けた人が多くいて、直接・間接的に迫害されて死亡した人は陳国涛さんを含めて4人いた。複数の人が家を失い、やむを得ず離婚したり放浪生活を強いられた人もいた。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)