【明慧日本2017年1月11日】天津市寧河(ねいか)区の法輪功学習者・王春蘭さんは、同区裁判所に懲役4年の実刑判決を言い渡された。
昨年5月4日午前、王さんは寧河区の芦台貿易開発区市場で橋北派出所の警官により連行され、寧河区留置場に拘禁された。その後、派出所と国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官は2回、王さんの自宅へ行って家宅捜索を行ない、法輪功の資料、『明慧週刊』、法輪功のDVDなどを押収した。家宅捜索の際、警官は王さんの夫も連行したが、その後、帰宅させた。
昨年7月19日、寧河区裁判所は王さんに対して、不正な裁判を行い、王さんに判決下そうとしたが、王さんの案件を天津市裁判所に報告したところ、「証拠不足」との理由で却下された。
しかし、その後、寧河区610弁公室、寧河区公安支局の警官は諦めず、いわゆる「証拠」を集めて裏操作をし、同区の検察院と裁判所と結託した。そして、王さんは懲役4年を宣告された。
昨年10月18日、天津市の警官は一斉に寧河区の法輪功学習者6人を連行した。その日、学習者・賀静さん、王樹敏さん、陳玉玲さん、於文秀さん、許貴太さんの5人は尹連華さんの家へ行き、法輪功の書籍を一緒に読もうとしたとき、突然、10数人の警官が不法に侵入してきた。警官らは6人を芦台鎮派出所まで連行した。 賀さんはいまだに河東区留置場に拘禁されている。
天津市河西区に在住の法輪功学習者・万慧敏さん(68)は、実名で法輪功迫害を引き起こした江沢民を告訴したため、2015年12月6日、警官に連行された。違法に1年間拘禁された万さんは昨年12月15日、河西区裁判所に懲役4年を宣告された。その後、万さんは上訴したという。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)