【明慧日本2017年1月12日】華南理工大学を卒業した法輪功学習者・鄭景賢さん(31)は、中国国内でウェイボー(中国最大のSNS)に法輪功学習者が受けた迫害を暴露したため、2015年2月、広州市海珠区の自宅で警官に連行された。翌年12月30日、懲役3年半の判決を言い渡された。
2015年2月3日夜11時、ある者が「階段の下で水漏れしているぞ!」と言って鄭さんを騙し、鄭さんがドアを開けた途端、数人が部屋に侵入した。そして家宅捜索や鄭さんを殴打し、海珠区留置場に移送して拘束した。その後、南洲留置場に移送され、鄭さんは7、8回尋問されたが、証拠が不足していたため、3月13日に一時解放された。しかし、当日鄭さんは家に帰って来なかったが、当局に秘密裏に広州洗脳班に移送されていた。鄭さんは真・善・忍を堅持して転向を拒否した。3カ月後、南洲留置場に戻され、不当に逮捕された。
鄭さんが連行された後、母は友人に頼んでインターネットで無罪の声明を発表し、早く釈放させようと当局に呼びかけた。その後、広州の国保警官が家に来て母を脅迫した。
2016年4月19日、鄭さんに対する裁判が海珠区第10裁判所で行われ、同年12月30日に懲役3年半の判決を言い渡された。鄭さんは無罪を主張し、現在上訴している。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)