【明慧日本2017年1月18日】吉林省吉林市の法輪功学習者・梁宝範さんは、2015年最高人民検察院に江沢民への刑事告訴状を郵送し、江沢民を裁判台に立たせ、その刑事責任を追及し、法輪功の冤罪を晴らすようにと求めた。
2015年6月17日、市昌邑公安支局および国保大隊(法輪功迫害の実行機関)、昌邑区延安路派出所の警官は梁さんの身柄を拘束した。理由は梁さんは江沢民告訴において呼びかけの力があり、告訴状を伝播し、郵送する行為は違法であるという。
同年7月24日、梁さんへの逮捕状は発付された。しかし、国保大隊がねつ造した資料は区検察庁に提出され、証拠不足を理由に8月22日に昌邑公安支局に戻された。
昨年3月4日、梁さんの裁判は秘密裏に開廷された。裁判所は梁さんの家族や弁護士に知らせなかった。梁さんは法廷で「私の弁護士が来ていないので、不当な開廷をお断りします」と述べた。
11月、家族は梁さんが懲役4年の不当な判決を宣告を受けたことを知った。梁さんはこれを不服とし、市中級裁判所に上訴した。
11月15日、梁さんの妻・劉俊梅さんは中国の法律に基づき、市中級裁判所に夫の代弁をする委託書および二審の弁護意見書、夫婦関係を証明する身分証明書、結婚証明書などの関連資料を提出した。
その後、市中級裁判所の関係者は梁さんに妻の代弁に同意するかどうかを聞き、梁さんは「同意します」と答えた。しかし、劉さんは梁さん案件の裁判官に電話を掛け、資料の調査および梁さんとの面会を求めた時、怒られて電話を切られた。
今年元旦、梁さんの家族は、梁さんが公主嶺刑務所に移送されたと知らされ、1カ月後にはじめて面会できると聞かされたという。