【明慧日本2017年1月25日】安徽省女子刑務所は、多くの法輪功学習者を拘禁している。当刑務所の警官は、転向しない学習者に残酷な迫害を加えている。昨年当刑務所で起きた迫害事例は、下記の通りである。
看護婦長が迫害されて難聴に
省蚌埠市第三病院の元看護婦長・王ロさん(52)は法輪功を学んでいるとの理由で、2012年に懲役5年の不当な判決を宣告され、省女子刑務所に拘禁されている。王さんは残酷な迫害を受けて、難聴になった。
王さんは2011年9月15日に、再び臨泉国保大隊の警官に身柄を拘束された。2012年4月、蚌埠裁判長に懲役5年の不当な判決を宣告され、5月に安徽省女子刑務所に送り込まれた。
王さんは蚌埠第二留置場で10日間あまり断食し、その後も転向することに協力しないとの理由で、残酷な迫害をされた。灌食された結果、歯が緩くなり、長期にわたって、両手をベッドに手枷を掛けられて立たせ、睡眠を禁じられ、電気棒で電撃されるなどの拷問を受けた。
さらに囚人は警官の命令の下、昼間、王さんをトイレにつれて殴打したり、夜は布団で顔をかぶせて殴った。その結果、王さんは難聴になった。
王玲さんは、迫害されて精神異常に
安徽省亳州市の法輪功学習者・王玲さんは、市留置場で迫害を受けて精神異常になった。2015年8月15日、省女子刑務所に送り込まれ、迫害され続けた。
目撃者の証言にはこう書かれていた「私が王さんに会った時、王さんの意識はもうろうとしていて、痩せこけていた。また全身、特に太ももの内側があざだらけだった。それは爪でつねられた傷跡である。王さんの足首の関節は、拷問により腫れて腐り、そのため、靴も履けない状態である。
最もひどいのは王さんの耳は殴られたせいで、ボール状に腫れ上がり、耳の穴すらも見えない状態である。
王さんは身の回りの生活もできなくなり、大小便を失禁し、眠れなくなった。それでも、警官は迫害の実態がバレないように家族の面会を禁じ、さらに王さんは精神異常のフリをしていると決めつけた。
劉芸さんと柏尤華さんは、長期にわたり拷問される
昨年上半期、安徽省女子刑務所は、長期にわたって劉芸さん、柏尤華さん、王玲さんに迫害を加えた。警官らは熱湯でやけどをさせたり、冷たい水を身体にぶっかけたり、長時間立たせたり、食事を与えないなどの手段で転向しない学習者を虐待し続けた。
一方、湯徳コウさんは罪を認めず、転向もせず、昨年7月19日に正々堂々と家に戻された。