【明慧日本2017年1月28日】山西省陽泉市の610弁公室は、各県公安局、派出所、街道、「社区」(中国共産党の末端組織=街道弁事処と住民組織=居民委員会から成る)をそそのかし、江沢民を告訴した学習者の身柄を拘束、不当な拘禁、嫌がらせなどの迫害を加えた。
2015年10月21日夜7時ごろ、市法輪功学習者・王素萍さんの自宅は、城区支局と自称する4人に侵入され、江沢民告訴の件について聞きたいことがあるとの理由で、王さんを派出所に連行し取り調べた。その後、王さんは病院に送られ、身体検査、採血、エコー 超音波を受けさせられ、市留置場に5日間拘禁された。
10月27日午前、平定県公安局の関係者2人は学習者・高小紅さんの自宅に押し入り、江沢民を告訴したとの理由で高さんを市留置場に連行した。高さんは「江沢民を告訴することは合法です。私を留置場に連行することこそ違法です。出所したら2人を訴えます」と忠告した。2人は驚き「それなら、帰らせる」と言い、上司の同意を得て高さんを家に戻した。
同年11月8日午前、県公安局および東回派出所の関係者ら4人は、学習者・李満星さんの自宅に侵入し、署名を強要した。その後、李さんを県留置場に連行し、5日間拘禁した。
11月15日午前、県の学習者・李志勇さん、郭保軍さんは江沢民を告訴したとの理由で、公安局の関係者に市留置場に連行され、5日間拘禁された。
昨年10月16日午後、市城区南山派出所の関係者ら4人は、学習者・朱勝肖さんの自宅に侵入し、江沢民告訴の件について聞こうとした。
しかし、当時の朱さんは身体の具合が悪く、嘔吐する症状が現れた。4人は上司に電話を掛け「朱は高血圧のため、病状がひどく、このまま動かさない方がいいです」と報告してから帰った。
12月21日、市610弁公室および市公安局の関係者ら5人は、学習者・高翠萍さんの自宅に侵入し、江沢民告訴の事実を聞いてから、強制的に写真を撮った。高さんは5人に法輪功の無実を伝えたが、5人は聞く耳を持たず帰った。