【明慧日本2017年2月16日】神韻芸術団の日本公演は1月26日の京都を皮切りに東京、名古屋の3カ所で計7回の公演を行い、全ての公演が満席を記録した。最高レベルの中国古典舞踊と、中国・西洋の楽器を組み合わせた音楽は、日本の市民に千年の時空を往来する中国伝統文化の深い内包を披露した。
脚本家「天国に行ったかのように感じました」
「とにかく全ての美しさに感動しました。音楽も、映像もステージの舞も衣装も美しくて、すごく素敵な世界に連れて行ってもらったような感じがして、今とっても幸せな気持ちです」と脚本家の大橋美幸子さんは神韻公演を絶賛した。大橋さんはユーチューブで神韻の宣伝を見たことがあり、いつか見に行きたいと思っていたが、今回見ることができて本当に良かったという。
「普段はいろんな雑念の中でストレスを溜めながら仕事をしたりして、生活しているじゃないですか。だから魂が洗われるというか、救われるというか、穏やかな気持になれる気がしました」
また、大橋さんは「今日の舞台はセリフは一つもなかったと思いますが、動きだったり、映像だったりそういうもので表現されていて、ステージを見ているだけで言葉やセリフを聞いているような感じがしました」と脚本家としても参考になったという。
設計事務所所長「オペラは佛の教えのようでした」
建築設計事務所所長の坂本茂樹さんは、石川県から愛知県名古屋市まで神韻公演を見に来た。公演を見た坂本さんは「綺麗でした。本当に綺麗でした。誕生日の祝いにピッタリでした」と深く感動した様子だった。
坂本さんは「赤・黄・緑、これらの色は本当に綺麗でした。日本には十二単姿がありますがまた違いますね。中国の(色使い)はあまり評価していなかったのですが、すごかったです。踊りもすごかった、本当に来てよかったです」と続け、音楽について質問をされると「二胡は本当に心に響きますね。私はオペラも聞きますが、とにかく良かったです」と答えた。
また、坂本さんは神韻の伝えるメッセージについても共感するという。最後の演目である「洪恩浩蕩」について、「演目の最後のほうにある、天に帰る(という物語がありましたが)の教えは中国では迫害されるけれど、日本では、徳を積んで天に帰るのはあたりまえです。通じます」「徳を積む、道徳ですね」
最後の歌唱について、「徳を積んで、天に帰る(という意味でしょう)は、お釈迦様の教えと思って、涙を流して聞いていました」と坂本さんは微笑む。
1月30日、東京文京シビックホールにて第62代横綱・芝田山親方
相撲の芝田山親方は「すばらしい! 一つ一つの出し物がきれいですね。中国の古い時代から今に至るまでのことを演劇の中で伝えてくれる、心に残る素晴らしい演技でした。あとは動き、手の先から足の先まで、繊細な表現が素晴らしい。情景や風景も雄大です」と中国伝統文化の奥深さに感銘を受けた。
宗教連盟会長「神韻世界ツアーの意義を知った」
「天から地に流れるパワーを受けて肉体の隅々まで見せていただけると思っていました。今日は見せていただけたような気がして、とっても嬉しかったです」と日本近畿宗教連盟理事修生会会長・中澤鳳德さんは話す。
「どのステージも良かったなあ。ステージから受ける印象も素敵だと思いましたが、お一人お一人がものすごく鍛錬なさっているのがよくわかるので、それにも本当に感動しました」
中澤氏は神韻世界ツアーの意義を理解し「きっと世界中の人たちの共感を呼ぶと思う、今後が楽しみです」と語った。
アジアツアー最初の日本公演をすべて満席で終了した神韻芸術団は、続けて韓国公演でもチケットは完売し、2月15日からは台湾での公演がスタートする。チケットと日程の詳細については https://ja.shenyunperformingarts.org/ をご参照ください。