【明慧日本2017年2月22日】四川省南充の法輪功学習者・張秀珍さん、黄大貴さんは、先月10日、裁判所に不当に判決を下された。張さんは懲役1年6カ月、罰金3千元、黄さんは懲役1年、罰金2千元というものだった。
判決書の日付は昨年12月29日だったが、張さんと黄さんの弁護士はそれを知らず、今月15日に留置場へ2人に面会に行った。その時に、留置場側に判決を告げられ、面会を拒否されてはじめてわかった。張さん、黄さん2人はこれを不服として上訴しなかったため、弁護士との面会が出来なかった。
弁護士2人は、判決の結果の知らせなど全く届いておらず、非常に驚いた。そこで、弁護士2人は裁判所へ行き、はじめて裁判所から裁判の結果をもらったという。
張さんと黄さんは昨年4月24日午後、外で法輪功についての真相チラシなどを配布していた際、現地の村の共産党書記に見つかり、書記は鎮政府の書記に電話をかけ、鎮政府の書記は数人を連れて、張さんと黄さんを取り込み、連行した。その過程で、張さんと黄さんは、ずっと2人の共産党書記に真相を伝えていたが、共産党書記に納得してもらえなかった。学習者2人に対する裁判は、昨年11月28日、12月12日に南充嘉陵区裁判所で行われたが、裁判の結果を弁護士に知らせないまま執行された。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)