【明慧日本2017年3月22日】山東省徳州市の経済開発区裁判所は今月15日、徳州留置場で裁判を行い、劉淑清さんに懲役2年の不当判決を宣告した。
劉さんが依頼した弁護士は、何らかの原因で出廷しなかった。劉さんの親戚は判決を不服とし、上訴した。
昨年10月5日夜、退勤した劉さんは、外で真相を伝えていた際に、中国共産党の法輪功に対する誹謗中傷宣伝を信じている人に通報され、派出所の警官により不当に連行された。
警官は「7日間だけ拘留する」と言って、劉さんの夫を騙して署名させ、劉さんを徳州留置場に送った。1カ月後、逮捕して拘禁し続けた。
今年1月4日、国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官は留置場で裁判を行おうとしたが、弁護士に阻まれてできなかった。同時に、劉さんは留置場で断食をして抗議したため身体が不具合になり、当日の裁判を取り消された。
しかし、国保大隊の警官は諦めず、裁判所に開廷を申し出て、1月19日に裁判が行われた。
劉さん一家7人は法輪功を学んでおり、村民を率いて道路を整備し、先頭を切って積極的に国に食料を納めていた。村では公認の良い家庭である。
しかし、1999年7.20に法輪功に対する迫害が開始された。2002年に劉さんの兄(45)は迫害されて死亡し、臓器を摘出された。劉さんの母親、2人の姉も相次いで迫害されて死亡した。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)