【明慧日本2017年3月23日】刑務所から流出した情報によると、黒龍江省泰来(たいらい)刑務所に拘禁されている法輪功学習者・劉福斌さんは、独房に拘禁され迫害されているという。劉さんの家族は刑務所に電話で確認しようとしたが、刑務所側に否定され、劉さんが電話に出ることも拒否された。
その前に、刑務所の警官は、劉さんに煉功させないように足かせをはめた。
2009年7月、劉さん夫婦は野良仕事から帰宅してまもなく、国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官30人あまりが押し入り、劉さんを掴んで両手を背中に回して窓に押さえつけた。娘(16)は警官を阻止しようとしたが、唐辛子スプレーを掛けられて目が開かなかった。息子(8)も地面に押さえつけられた。
劉さん夫婦、弟夫婦、娘5人は不当に連行された。警察署で尋問されていた際、ある警官は娘(16)にわいせつな行為をしようとしたが、娘にしかりつけられて手を止めた。翌日、娘は解放された。
2010年5月20日、劉さんに懲役10年、妻、弟の妻は労働教養2年を強いられた。
息子が16カ月、娘が8歳の時、つまり2002年に劉さん夫婦も不当に連行されて、迫害されたことがある。劉さんの妻は労働教養所で九死に一生を得た。劉さんはトラの椅子、肌磨き、冷水や熱湯を掛けられるなどの拷問を受けた。また耳の軟骨を折られ、顔の肌は磨かれて破れ傷だらけになった。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)