【明慧日本2017年3月29日】北京海淀区の元優秀な数学教師の法輪功学習者・李蘭強さんは、昨年4月20日、房山区の派出所の警官により不当に連行された。同年5月26日、房山検察庁に逮捕され、10月13日に裁判が行われた。
法廷で李さんは、「公訴人の張は共産党員で、無神論を強く主張しているので、佛法修煉の法輪功学習者に対する裁判に参与するのは適切ではない」と裁判の公正を確保するため告訴人の回避を求めたが、拒否された。先月9日、李さんに対する裁判は房山裁判所で再度行われた。
裁判が終わって、留置場に戻っている道中、李さんを召喚したある幹部らしき人は李さんの発言を禁止した。李さんは「話してはいけないと、法律の何条にそう書いてありますか」と尋ねたところ、相手に「俺に法律のことを言うな! 俺が法律だ!」と強く反発された。
留置場に戻った後、あの幹部らしき人は自分が法律だと証明するため、数人の警官に命令して、李さんにスタンガンで電撃を酷く与えた。そのため、李さんは即座に倒れ込み、頭を壁に激突させ出血した。さらには、右の胸にも電撃を受けて重傷を負った。
今月21日、弁護士が李さんに面会した時に、李さんの身体に傷痕がはっきりと残っていた。