【明慧日本2017年3月31日】(ボストン=明慧記者・程新)米国の法輪功学習者は3月19日、ボストンの聖パトリックの祝日パレードに参加した。伝統衣装を身にまとい、威風堂々の160人の天国楽団は、気勢雄壮の腰鼓隊が観衆の注目の的となり、歓声と拍手喝采を受けた。
寒冷の天候で雪がまだ融けていなかったが、天国楽団は依然として勇壮な音楽を演奏した。100以上の団体が参加した聖パトリックの祝日パレードには数十万人の観衆が集まった。当地のケーブルテレビ局が生放送をし、米国東部の370万の世帯にパレードの盛況を届けた。
放送の中で司会者は、「天国楽団は法輪功学習者によって形成され、彼らは『真・善・忍』の素晴らしさを現し広めることを使命としています」と紹介した。
天国楽団は08年からボストン聖パトリック祝日パレードに参加している。法輪功学習者の風貌は主催者に深い印象を残している。特に12年のパレードは大雨の中、多くの参加団体が当日の参加を取り消し、または早めに切り上げた。しかし法輪功学習者は悪天候に動じることなく、列を乱すことなく一心不乱に演奏したことが主催者を感動させた。11年のパレードでは法輪功チームが先陣に按排され、警察の先導車について出発した。
1901年に始まったボストン聖パトリックの祝日パレードは米国において最も悠久の歴史を持ち、規模が最大のパレードである。このパレードはもう一つの意義がある。1776年、ジョージ・ワシントン将軍が率いる軍隊が、ドーチェスターハイツ高地に55台の大砲を設置して、イギリス軍を撃退した。このパレードはボストンが自由を獲得したことを記念するパレードでもある。