文/フィンランドの法輪功学習者
【明慧日本2017年4月10日】フィンランドとスウェーデンの法輪功学習者は4月5日、大統領が習近平と会談する際に、法輪功に対する迫害を制止し、江沢民を法の下で裁くよう促してほしい旨を、フィンランド大統領官邸付近で請願した。同時に4月4日から6日までの3日間、中国領事館の前で平和的に抗議した。
当日雨が降り続く中、法輪功学習者は依然としてこの機会を逃さず、大統領官邸付近で、平和的で理性のある請願を行った。「江沢民を法の下で」、「法輪功に対する迫害の停止を」と書かれた横断幕を掲げて、迫害の停止を呼びかけたのである。
法輪功学習者の李強兵博士は、「我々は、習近平ができるだけ早く、江沢民に法の制裁を受けさせるよう呼びかけます。悪事を行う者は正義の審判を受けるべきです」と話した。
中国で迫害を受けたことのある法輪功学習者の陳励さんは、「私は法輪功に対する信仰を放棄しなかったために、拷問や不当な裁判を受けさせられ、実刑に処される迫害を受けました。迫害を早く終結させ、正常な煉功ができる環境に戻していただくよう、習近平に希望を託しています」と話した。
5日間の請願活動は、夜10時まで行われ、夜になると学習者は携帯電話の明かりを振って、通りかかる車に関心を寄せるよう信号を送った。
法輪功は、真・善・忍を原則とする伝統的な修煉功法であり、1992年李洪志先生によって中国で伝えだされた。1999年当初、中国政府の統計によると、7千万人以上の人々が法輪功を修煉していた。しかし当時、中国共産党のトップだった江沢民の独断によって、迫害が発動され、現在まで18年にもなるが、未だに迫害は続いている。