文/ ワシントンDCの法輪功学習者
【明慧2017年4月11日】米国のトランプ大統領がフロリダ州で中国の習近平氏と会談する際に、ワシントンとニューヨークの一部の法輪功学習者は、前日の4月4日にホワイトハウス前で、中国政権による法輪功に対する18年もの迫害を終結させ、迫害の首謀者である江沢民を法の下で裁くよう呼びかけた。
ワシントンDC法輪大法学会は、新聞の広告欄に「法輪功は真・善・忍を原則とする伝統的な修煉功法であり、1992年李洪志先生によって中国で伝え出されれました。中国政府の統計によると、1999年当初、7千万人の人々が法輪功を修煉していたそうです。しかし1999年7月、当時、中国共産党の国家主席であった江沢民が、独断で法輪功に対する残酷な迫害を発動しました。18年経ちましたが未だに迫害し続けています」という内容を掲載した。
かつて、中国黒竜江省ハルビン市で、不当に実刑判決の迫害を受けた於貞潔さんが、ニューヨークから集会に駆けつけ、今回の両首脳の会談を通して、習近平が中国共産党による法輪功に対する迫害の停止を促すよう願っているという。
ワシントンDCの法輪功学習者の林さんは、「我々はトランプ大統領と習近平氏の会談の際、江沢民を法の下で裁くよう、習近平氏に促していただくことを希望します」と話した。
観光客やホワイトハウスで勤務している人、通りかかった人たちは、この請願の光景を携帯で撮影していた。
ホワイトハウス付近のアメリカ労働連合会に勤務するジョンさんは、このように整然と秩序のある請願をする団体を見たのは初めてで、本当に素晴らしいと言った。彼は法輪功学習者の呼びかけが、トランプ大統領に届くよう願った。彼は米国の新聞では、中国共産党の人権迫害および、宗教弾圧のニュースをあまり見かけないので、本日ここで伝える情報は、とても重要であると話した。
カリフォルニア州の、ある金融企業の副総裁Amir Arbadi氏は、家族と旅行にワシントンを訪れていた。彼は「人々は理不尽な迫害を受けてはならず、法輪功学習者の生体から臓器狩りなどというような事は、いかなる国でも発生していません。真・善・忍は間違いではなく、この3原則は、いかなる人にとっても間違いではありません。アメリカはこの生体臓器狩りを、会談の議題の一つとして取り上げるべきで、その重要性は中国の海洋進出、あるいは貿易問題よりも重要なのです。私は生体臓器狩りを行う政権と商売するつもりはありません」と話した。
Arbadi氏は「アメリカ政府は中国共産党に圧力をかけるべきで、迫害の継続を禁止しなければなりません。生体臓器狩りは政治問題ではなく、それは人権問題なのです。この迫害を発動した元凶を厳重に処罰するべきです。これは小さな原則の問題を犯したのではなく、生体臓器狩りは厳重な問題で、赤信号を無視したような問題ではありません。人体から臓器狩りするために、何の理由もなく彼らを刑務所に収容するなんて、これは間違いだけで済まされることではありません」と話し、中国共産党の臓器狩りを強く非難した。
インドから来た、ラヴィカンド氏は、インドのマスメディアで法輪功の報道を見たことがあると言い、インドでは人々が自由に法輪功をしていると言う。彼が言うには、「この迫害の元凶である江沢民は、法の制裁を受けるべきで、罪を犯せば起訴されるのは当たり前で、誰であろうと、あるいはどんなに年上であろうと、そうでなければなりません」と話した。
2015年5月から今日まで、20万人以上の法輪功学習者、および家族が江沢民を告訴している。
4月6、7日、トランプ大統領と習近平の会談が行われるが、法輪功学習者は継続的に、理性的に請願を行い、迫害の停止と江沢民を法の下で裁くよう呼びかけていく。