文/中国 湖北省の大法弟子
【明慧日本2017年4月15日】数日前、ある年配の同修が私の家に来られ、薄いラウンド・ネック(丸首)の下着の上に、薄いロングベストだけを身につけている彼女の姿を見て、思わず「寒くありませんか?」と聞きました。彼女は「寒くありませんよ。お正月の時もこれぐらいしか着ていませんよ」と言いました。私はとても驚きました。70歳を超える彼女に比べて私は十数歳も年下ですが、未だに綿入れの服を身につけていました。今度は彼女の顔が赤くてつやつやし、透けて見える赤ん坊のような若々しい肌を見てさらに驚きました! 半年前に会っただけでしたが、なぜこんなにも大きな変化があるのでしょうか? 彼女は「大法を修煉することは、本当に素晴らしいことです!」と言い、私達は簡単な会話を交わしました。彼女は毎日2時半に起きて、2時間の静功を煉てから発正念を行い、1講の『轉法輪』を読んでから真相を伝えに出かけ、午後にまた2~3講の学法をするそうです。私は驚嘆しながら「2時半に起きられますか?」と聞くと、「起きれますよ。私はすでに2年以上続けてきました」と言いました。同修を見送ってから、私は涙が止まりませんでした。同修と比べて、私はどれだけ遅れているのでしょうか!
先ほど、同修が慌ただしく来て、話し終えるとすぐに去って行ったことを考えると、私はこう悟りました。師父は私の心性がなかなか向上せず、同修の次元からどんどんかけ離れている状況をみられ、苦心に按排して、私を手伝うために同修を来させて下さったのです! 私の視線は再びぼんやりとなりました。
最近の修煉状態を反省してみると、恥ずかしい限りです。早朝の煉功時間に起きれず、目覚まし時計が鳴ってもまた寝たくて、うとうとしているうちに1時間が過ぎてしまい、目が覚めてからまたがっかりして、夜に動功を補ったりしています。この状態からどうしても突破できず、多くの学法の時間を逃してしまいました。それに、法を学んでも心に入らず、眠くてなりませんでした。この状態がおかしいと知りつつも、いくら努力しても精進できませんでした。内に向けて探すと、名、利、情を放下しておらず、闘争心、顕示心、人からの指摘を受けたくない心、安逸心など多くの良くない心を見つけました。私はいまだにこれらの三界内の廃物に絡(から)まれています。私は必ずそれらの廃物から突き出ると発正念し、旧勢力にこう告げました。「私は李洪志師父の弟子で、師父の按排だけに従います。三界内の如何なる物質も私をコントロールする権限はありません。言ったことは必ず実行します」
翌日、私は学法から突破しようと考えました。以前の私は1講を学ぶのに途中に何回も立ち上がり、じっと座っておられず、しかも睡魔と闘っていました。この日、私は5講ほどの説法を学んでから、他のすべき事もしっかりしても、少しも眠くなくて楽でした。
次は煉功を強化しようと思いアラームを3時にセットし、何も考えず、ただ師父の加持を願いました。しかし、旧勢力は「こんなに早く起きると、また眠くなるよー」と言う思いを発してきました。私はそれを捉えて「滅」と一念を発すると、瞬時に廃物が影も形もなくなりました。私は清々しく1時間45分の静功を煉り、さらに30分の発正念をしました。私は初めて2時間の座禅を組み、少しも疲れず、眠くもなく、今までになかった心の穏やかさを感じました。このすべては師父による加持だと思い、感謝の念でいっぱいでした。これはまさに師父のおっしゃる通り、「修は己にありて、功は師にあり」[1]です。私たちには修煉の決心さえあれば、師父が私たちのために何でもして下さることを悟りました。
以前、1時間の静功を煉てから30分の発正念をしていましたが、座ってから30分が経つと脚が痛くなり、座禅を崩さなかったものの、入静できない中で体をあちこちに揺らして苦痛に耐え、今まで多くの苦しみを味わってきたと思っていました。今、考え直してみると、そのすべては人為的に行ってきたことに過ぎませんでした。佛法の超常さや玄妙さを少しも悟ることができていませんでした。私はこれからも黙々と続け、ますます良く行っていこうと決心しました!
この修煉体験をもって、私と同じく怠惰してきた同修たちに以下のことをお伝えしたと思います。100パーセント師と法を信じれば、不思議で玄妙なことが私たちの身辺に現れます。心性を高めれば、それらの玄妙さが私たちの身に現れます。同修の皆さん、師父が命を代価に延長して下さったこの貴重で限られた時間を大切にし、自分をよく修め、三つのことをしっかり行い、誓約を果たして是が非でも(何がなんでも)、師父について一緒に家に帰りましょう!!
注:
[1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』