【明慧日本2017年4月19日】(北京=明慧記者)北京蜜雲区太師屯鎮派出所は1月2日、当地区に住む法輪功学習者・夏淑芳さんを強制連行した。同時に現金4千44元と、法輪功の資料を不当に押収した。夏さんは今もなお、不当に拘禁されている。
当地在住の民衆150人が、2月に連名で警察署に行き夏さんの釈放を求めたが、釈放されなかったため、4月上旬までに407人が連名で署名し、再度、警察署に無条件で釈放するように求めた。
情報筋によると、太師屯鎮派出所は夏さんを連行した目的は、「コミュニティの中で優秀な派出所である」との称号を得るためだという。そのために当地区の住民が派出所のこれらの行為に憤っているという。
夏さんを連行した警察官・胡金偉に連行の理由を尋ねたところ、某某の通報を受けたからだといい、3~4枚か、4~5枚の資料を渡した。夏さんが言うにはその通報者には資料を渡したことはなく、警察官の尋問の記録を見たところ、自分が話していないことが一杯書き込まれていたため、夏さんはそれに署名することを拒否した。
2015年7月、夏さんは北庄派出所に強制連行され、7日間不当に拘束されたのち釈放された。この後、北庄派出所、北庄610弁公室、暖泉会委員会、密雲留置場が合わせて7回以上家を尋ねたり、あるいは電話をかけてきて、夏さんの家族を脅迫し続けた。夏さんが法輪功の修煉をしないように、家族に圧力をかけることをやめるように求めたが、いずれも聞き入れられなかった。
夏さんの兄である夏付利さんも法輪功の学習者である。昨年、強制連行され、迫害の資料を配っているのを通報され、不当に連行され、懲役1年の実刑を科せられた。
下記の写真は、夏さんが住む地区の住民が、夏さんを無条件で釈放するように求める407人の署名である。