文/河北省の大法弟子
【明慧日本2017年4月27日】最近いくつか色欲を修める文章を見て、深く感得したことがあります。最近、自分も含む、回りのたくさんの同修が異なる程度の色魔の妨害に会いました。
精進しているように見える同修もその状況が現れ、さらに年配の同修、夫婦の同修、数年も断欲した同修にも状況が現れ、正法が最終段階にまで来た今になって、それらの隠されている執着が暴露され、発見され、直視して修めて除去しなければなりません。 次は私がグループで発正念した時の光景を書き出したものです。個人の見た光景ですので、同修は法を師にしてください。
全ての大法弟子が世間の片隅で師父に向かって跪いているのが見えました。師父は巨大な蓮の花の上に立たれ、回りにたくさんの祥雲がただよっていました。師父の形象は常に変化していました。しばらくの間佛家の模様が現れ、黄色の袈裟を着て穏やかで和やかに見えました。そのうちに、道家の模様が現れ、青い道袍(どうほう・中国古代の漢服の一種)を着て、手に拂塵(ふつじん・重力を操る武器)を持ち、威厳があり、りりしく見えました。しばらくして、仙家の模様が現れ、白い服を着て、髪を頭の上で纏めて、生き生きとして優雅に見えました。弟子たちは師父に「師父、帰るべき時間になりました。我々を家に連れて帰ってください」 と呼びかけました。
師父は海を指差されました。海水が波打っていて、岸辺には渡船がたくさん並んでいました。2人の旧勢力のような男女がいました。女性は手にピンク色の蓮の花を持ち、もう一つの手に薬を入れているひょうたんを持っていました。彼女はひょうたんの中の液体を注射器で蓮の花の根元に注ぎ込みました。ミクロな次元から見ればその液体は、とても微小な蠱(こ・虫を使って人を害する呪いや毒薬)でした。男性は手に黒い蓮の花を持ち、もう一つの手に薬を入れているひょうたんを持っていました。彼も液体を注射器で蓮の花の根元に注ぎ込みました。その液体も、ミクロな次元から見れば、とても微小な虫・惑(わく・ 仏教で、正道のさわりとなるもの。煩悩)でした。その後、2人は蓮の花を海に投げ入れました。無数の細小な黒い虫とピンク色の虫が纏わりつき、海水は瞬時に柔らかい迷いと幻の世界に変わり、ピンク色の泡が湧きたってきました。その海は絶情池といい、つまり我々が常に言うところの苦海、欲海(情魔、色魔)です。
苦海は無辺と言われながらも、辺はあります。欲海は岸がないと言われながらも、岸があります。
向こう岸に、天安門があります。天安門の上空に、各層の衆神がいます。皆の表情は厳粛で、大審判の準備が完了しており、最後の指示を待っていました。(魔王の江沢民は一匹の死魚の目のようで、空には天から吊るされたフックが準備されていました)一人の道家らしい年配者が、手に刀を持っており、黒い洪水が天から降りてきて、地球を包み込みました。
すべての大法弟子、この世から離れていた大法弟子の元神も含め、皆渡船に上り、絶情池から岸に向かって行き、大審判のあと、天安門の上空から「白日飛昇」します。その海を渡れる大法弟子は必ず清純で、心から純粋でなければなりません。色欲と情欲が少しでも除去できていなければ、海水に侵食され、渡船と一緒に海底に沈み、永世に転生することはありません。千万年、億万年待っていた師父の慈悲深い救いはその一瞬で無駄になるでしょう。
我々は衆生の希望であり、師を助け法を正す巨大な使命を担っています。天国の親族と我々の周りの親族と友人は皆、私たちの回帰を期待しているので、私たちは自分の欲望のために茫茫たる苦海に沈んでしまってはならないのです。