【明慧日本2017年4月27日】湖北省麻城市の法輪功学習者・周敦望さん一家3人は、昨年11月2日、車で浙江省金華市の親戚を訪問していた際に、現地の警官により不当に連行され、今年2月27日に開廷された。周さん一家3人を救出するため、今月17日、湖北麻城市の親族一同200人が署名した釈放を懇願する要求状を持って、浙江省婺城区(ぶじょうく)裁判所にこれを提出した。
周さん夫婦と息子は金華市の留置場に5カ月以上拘禁されており、親族一同皆、非常に心配をしている。
周さん一家3人は昨年11月2日、車で金華市に在住の妻の妹を訪れ、金華市を離れる際に、「車中で法輪功についての真相を携帯電話で送信した」という理由で現地の警官により不当に連行され、婺城区留置場に入れられた。
今年2月27日、裁判が行われた。弁護士3人は周さん一家3人に対して無罪の弁護をした。弁護士は次のように弁護した。例えば、「邪教組織を利用して法律の実施を破壊した」というでっちあげの罪名に対して、弁護士は、「法輪功は邪教ではないので、その法律に適用しない」「法律の実施を破壊したというなら、破壊された法律を見せてください。どこが破壊されたのか。どの程度、破壊されたのか」などと雄弁に弁護した。周さん一家も自己弁護をした。周さんの妻・楊さんは、中国共産党こそ邪教だと指摘し、事実をたくさん挙げて説明した。
周さんは湖北省麻城市河川工事の技術者で、市全体の河川工事の総担当者である。彼は「真・善・忍」に従って厳しく律し、仕事であれ生活上のことであれ、より良い人間を目指して精進している。(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)