文/ボストン の法輪功学習者
【明慧日本2017年5月10日】米国ニューイングランド州の法輪功学習者は4月30日、ボストンで「2017年ニューイングランド法会」を開催した。19人の東洋・西洋人の法輪功学習者が家庭、会社、学校、空港、観光スポット、マスメディア、および神韻公演の活動の過程で、いかに深層に向けて探したことを通して、矛盾を溶かし、障碍を取り除き、苦難を突破して、大きな難関を乗り越えた体得を皆と分かち合った。参加者は涙ながらに発表を聞き、昨年の秋の法会から、わずか数カ月で彼らは協調において高まり、理性においても昇華した。法会の会場は純正で慈悲に満ち、発表した学習者は情を放下し、真心を捧げ、善念が生まれ、法をもって最大とし、何も隠すことなく心の窓を開き、正直に交流した。
不足を探して、ともに精進する
最初に発表した西洋人の学習者は中国で勉強していた時。中国のテレビが大法を誹謗中傷して焼身自殺を放送した際に法輪功のことを知ったという。ボストンに戻り2003年のある夜の2時ごろ、テレビをつけると天安門焼身自殺の真相を放送しているのを見て、涙が止まらなかったという。数日後、彼は印刷した『轉法輪』を手に、ボストン公園で法輪大法デーを祝う学習者と出会った。以後引き返すことなく修煉の路を歩み始め、正法時期の大法弟子となった。彼は自分が経営する店で真相を伝え、神韻のチケットを販売していた。活動に参与することが多くなるにつれ、傲慢な心が膨張し、精進するステップが遅くなった。彼は自分を深く探すと同時に、同修との交流を通して、修煉当初の状態に戻ることができたという。
もう1人の西洋人学習者は、いかに学法を通して、師父の助けの下で、不安を克服したかを交流した。彼は「自分を初心者と見なし、私は心を集中して学法することに努力しています。『轉法輪』一講を読み終えても、新たな発見を重視せず、目の前に現れた言葉を重視しています。知らず知らずのうちに私を大きく変えました」と話す。同時に彼は神韻公演の協調人になったことについて、いかに人の観念を放下し、新人を育て、図書館で行われた神韻を紹介する席で主役を担い好評を得た経歴を交流した。
音楽での修煉の路
バークリーさんは勉強中の青年である。彼は音楽を学び、創作する中での修煉の路について交流した。彼は「修煉する前は音楽を創作する上において、人の感覚器官に刺激を与えることを重視していました。いつも如何に自分の能力をよりよく発揮するかを考えていました。しかし、もしも修煉者としての高い基準で楽器を練習すれば、それはよりよく法を実証するためであり、同時に音楽の中で名利を求める心を取り除くためです。私が法の中で高まることができた時、楽器を弾けば聞こえ、見え、感じたのは一つ一つの音符が生きている生命でした。私は感受したことを楽器を弾くことによって現しただけで、人為的に楽器を駆使してコントロールしたのではありません。このように演奏した音楽は生命力を帯び、人々の心に届きます」と話した。彼は教授に自分が創作した音楽を聞いてもらい意見を求めた際、教授は「この音楽はすでに音楽の最高の領域に達しており、私たちはあなたにさらなる提案や手助けすることはできません。唯一提案するならば、あなたはもっと多くのこのような音楽を創作して、多くの人に聞かせることです」と話したという。
神韻を広める活動の中で昇華する
青年学習者の劉さんは、今年の神韻を広める活動の中で、はじめてメールによるチケット販売に協調することになった。心を込めて同修のチケット販売に参加することを按排し、クリスマスの繁忙期間は土、日曜日のチケット販売に参加するだけでなく、毎日仕事の帰りにメールのチケット販売に参加し、深夜まで続いた。彼女は交流の中で、「私は努力して師父の言葉に基づき善意をもって他人を理解し、毎週の交流の中で多くの時間をメールのチケット販売に参加した同修に与え、虚心に同修の交流体験を聞き、真心をもって励まし、称賛しました。結果として多くの同修がメールのチケット販売に参加しました」と話した。
97年に法を得た呉さんは、2009年にアメリカに来てから神韻公演を広める活動の中で、努力して見知らぬ人に英語で説明したという。「私は神韻の冊子の中から簡単で覚えやすい言葉を暗記しました。できるだけ神韻を広める情報や資料を覚え、メールで他人に神韻を紹介するときも同じ言葉を繰り返し使うようにしたので、自然に自分の言葉になりました」と話す。メールをする中で独自にチケットの販売までできるようになり、車を運転して、コミュニティで神韻を紹介することまでできるようになった。その過程は並大抵ではなかったが、やめようと思ったことはなかったという。ある時神韻の紹介をした後、彼女の説明を聞いたある人が笑いながら、「私は社長に紹介しますので、メーシー(Macy)に仕事に来ていただきたい」と話したという。今年の1月、彼女はメーシー社に長期の休暇をもらい、全身全霊で学校を訪問して神韻の冊子を渡し、公演の情報を紹介した。思いもよらなかったことに、神韻の公演が終了した後、メーシー社は彼女を部門の部長に抜擢したのである。
最後の機縁を大切にして、人を救う
ある青年学習者は中国国内の大学で、いかに恐怖心を突破して、ある晩自習する中で同級生に真相を伝えたかを交流した。「私は一瞬のうちに真相伝えを阻害する要素を突破しました。体がとても軽やかになり、穏やかになった状態の下で、同級生に真相を伝えました。同級生は私から『轉法輪』を借り、読み終えたあと返すときに、『この本に書いてあることはとても理に適っている。あなたはしっかり修煉してください』と言いました」と話す。彼は同時に自分が学園の魔性と変異した思想の中で汚染され、形成した色欲やゲームの良くない習慣を話し、海外に来て活動の中で、いかに正念をもって仮相と真の自我を見極め、堅持して執着や外来の阻害を取り除いたかを交流した。
昨年ボストンに来た劉さんは、ハーバードの観光スポットでの真相を伝える過程を生々しく語った。依頼心、闘争心を克服し、よく学法し発正念を基点として、衆生を救う効率と質量を高め、真相を理解した人に生きた媒体になってもらった例を語った。彼女は結びの言葉として、「真相を伝えると同時に、各種の人としての執着を取り除き、よく学法して自己を修煉する中で、純正なる善念を現して、人を救う心を持つことができました」と話した。
生命の中の「粗暴」と「不善」の根源を認識する
劉さんは家庭の中での関を乗り越え、観光スポットで協調する中で同修と発生した矛盾の中で、いかに自分の「不善」の根本的な原因を認識して高めたことについて交流した。「修煉する前、私は大胆に話して思い切って行動しました。しかし、真の善とはなにか? 真の忍とはなにか? 私の生命にある『粗暴』はどんなに発正念をしても取り除くすることができていないことを発見しました。しかもこの『粗暴』は私を苦しめ安寧の日々がなく、よく怒りの炎が燃え上がりました」と話す。最後に彼女は「私は最終的に悟りました。『粗暴』は人の脆弱無能の現れであり、現実に対する絶望の現れであり、内心にこの世の素晴らしい生活を追求する執着と、情の現れなのです。今の私は生命の中の『粗暴』について徹底的に認識することができました」と話した。
午後3時40分、法会は円満に終了した。数人の学習者は、発表者の嫉妬心を聞いて内に向けて探し出すことを思い出し、学習者の辛苦がやっと分かり、学習者が三つのことを第一に考えていることが分かり、自分とのギャップを知り、聞けば聞くほど勇猛邁進しなければならないと思い、またある学習者は、最近積み重なった心性の関門がどんどん大きくなっており、学習者の交流を聞いて最初から最後まで涙を流し、同時に心中の汚れを洗い流したという。