【明慧日本2017年5月23日】3月6日午前、天津市法輪功学習者・李紅玉さんの依頼を受け、弁護士は天津市第一地方裁判所に一審の案件書類は武清区裁判所から移送されたかを確認したところ、10日という上訴の期間が過ぎてから3日目になっていたにも関わらず、武清区裁判所はまだ書類の移送を行っていなかったと分かった。
昨年9月24日、李さんは法輪功の真相資料を配った際に通報され、武清区梅広派出所の警官に不当に連行された。李さんは梅広派出所へ連行され、武清区留置場に拘禁された。拘禁中、李さんは自分が「真・善・忍」を信仰し、社会と他人へ害を与えるようなことは何もしていなかったため、訊問記録などの書類に署名することを拒んだ。
昨年11月29日、李さんへの審判は家族も傍聴せず、弁護士の弁護がないまま、秘密裏に開廷した。李さんは自分が無罪であり、法輪功のどこが不法であるかという法律上の規定を提示するよう裁判官に要求した。そして、自分が他人と社会に危害を加えた証拠の提示を要求したが、裁判官と検察庁側はこれらを提示できないまま、慌てて裁判を終わらせた。
2月21日、李さんは3年半の不当な判決を受け、翌日、上訴の訴状を提出した。
3月6日、弁護士は天津市第一地方裁判所に状況を確認した後、立案関係の問い合わせ先の電話番号を取得したあと、武清区留置所で李さんと面会した。面会中、李さん自分は正しいことをしており、正義のためならたとえ不利益をこうむってもやるべきことだと述べた。自分の身に起きたことを通じ、もっと多くの人々へ迫害の真相を広く伝えるべきだと冷静に述べたあと、自分を助けて頂いた人々へ感謝の気持ちを伝えた。
面会後、弁護士は再び武清区裁判所に戻り、一審の判決を下した裁判官に会い、法律上の手続きは遅れること無く書類の移送を行わなければいけないと伝え、李さんが再び秘密裏に裁判を受けるのを防ぐために、裁判官の所属の法廷の電話番号をメモし、随時問合せすると伝えた。