【明慧日本2017年5月26日】(明慧記者・「神韻担当」藍玲、雪莉、周文英、李若)神韻芸術団(以下「神韻」)は2006年に成立されて以来、毎年演目を一新して世界各地で巡回公演を行い、今年で11年になる。神韻の公演は純正なる中国の古典舞踊や音楽をもって、正統で純正な伝統文化を現している。観衆の言葉を借りると、「神韻の美は表現できる文字がなく、墨で描くこともできません」神韻芸術団は中国5千年の精髄を観衆に現し、観衆一人一人の心に訴え、人々に内心の奥底からの共鳴を起こさせている。神韻を観賞したのち、彼らは体験した神の韻を、また神の美と神の慈悲を周囲の人々に伝えている。
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昨年12月22日以来、世界で名が知られる神韻芸術団は演目を一新し、米国のミシガン州デトロイトのデトロイト・オペラ・ハウス、オハイオ州シンシナティのアロノフ芸術センター、オクラホマ州オクラホマシティの市政ミュージックホールで、2017年巡回公演の幕を開いた。神韻の5つの芸術団が5カ月をかけて、それぞれ北米、南米、ヨーロッパとオセアニアの19カ国142の都市で合わせて498回の公演が行われた。5月10日、神韻芸術団はそれぞれオーストリアのウィーン、ハワイのホノルル、ニューヨーク州のバッファロー、ニュージャーシー州のニューアーク、ペンシルベニア州のピッツバーグでの公演を最後に今年の巡回公演の幕を閉じた。
「神韻ニューヨーク芸術団」は115回の公演を終え、栄誉を一身にニューヨークに凱旋
米国時間5月10日、神韻ニューヨーク芸術団は栄誉を一身にニューヨークに凱旋した。今年の巡回公演は1月23日の米国6都市27公演を終了後、アジアやオセアニアでの公演に向け出発した。その足跡は日本、韓国、台湾、オーストラリア、ニュージーランドなど合わせて20の都市、85回の公演が行なわれたあと、5月6日と7日にハワイのホノルルで3公演が行われた。一枚のチケットを求めるのも難しい状況下で、劇場側は立見席を販売した。
神韻芸術団の司会者・唐瑞さんは取材に対して、彼らが行く先々のほとんどの公演が超満員の観客で、1枚のチケットを入手するのも難しい状況にあった。どの国に行っても満席の観客で、アメリカ人だけが神韻を知っているのではなく、今は世界中の人々が神韻を知っているという。彼は「わたしたちはどの国、どの民族、どんな文化圏に行っても、中国の伝統文化が世界の人々に受け入れられています」と話した。
神韻芸術団の主要メンバーの秦歌さんは、どこに行っても超満員の観客で、皆がとても楽しんでいる。彼女が感じたのはこれだけでなく、「観衆が内心から私たちの公演を好きになり、そして神韻公演の重要性を意識して感じ取っていました。私たちが皆さんに伝えたい中国伝統文化も意識してもらえました」と話した。
民族舞踊師範、神韻は生命にかかわる公演である
アリイ・マヌ・オ・ カイさんは伝統舞踊ハワイアン舞踊の師範である。世界各地で舞踊教室を持っている。彼は6日の神韻の公演を観賞したのち興奮した様子で、過去数年来、日本やニューヨークなどの国の友人から、あるいは広告で神韻を見たことがある。前から神韻を見たかったが、毎年機会に恵まれなかったという。そのため彼は今年の神韻を観賞するために、日本への出張を取りやめにした。
神韻の公演に陶酔したアリイ・マヌ・オ・ カイさんは、神韻公演のすべてが美で満たされていると感嘆した。「これは生命にかかわる公演であり、平和、愛と幸福のメッセージを伝えています。世界は様々な災難に見舞われ、私たちは1人の人を愛するところから始め、それで私たちは正しい方向に向けて一歩を踏み出したことになります」
オ・ カイさんは感激して「神韻が現わしているのは真理である」と語る
「私の五感は芸術家の情熱を感じ、強烈なエネルギー場を感じるとともに、ダンサーの身体から発せられたエネルギーを真正面から受けました。彼らが舞踊で物語を語っている時、私は彼らの内心世界を感受することができました。すべての演目が異なった角度で私を感動させました。すべてのすべてが美で満たされていました」とオ・ カイさんさんは話す。
彼は感動した様子で、「私は来られたことを非常に嬉しく思い、予想以上の驚きと喜びです。エネルギー場がこのように巨大で、私は信じますが、すべての宗教の信仰の上にさらなる力量が存在しますが、それは即ち愛なのです」と話した。
限られた言葉では彼が神韻で感受した一切を形容し難いようで、「私は背景を見るだけでなく、景色が私の魂の奥深くに入り込んでいくのを感じ取ることができました。あのような色彩を私はどのように形容すればよいのか、私は芸術家がどのようにすべてを制作したのかを感受することができ、それは作品を完成しただけでなく、各々のその作品に注いだエネルギーが含まれています。そのエネルギーが一人一人の心の奥深くに衝撃を与えています」「公演を楽しんでいる時、私は深く啓示を受けました。私は私のすべての問題を忘れ、すべてのことが身の外に置かれたようでした」と話した。
奥州連邦議会議員「神韻の総監督に賛美を贈る」
4月27日以来、五つの神韻芸術団の最後の公演は、残りの公演がすべて満席となり、立見席の販売や公演が追加された。
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ホンジュラス駐アルゼンチンIvonne Bonilla de Díaz大使は神韻を観賞したあと、神韻のホンジュラスでの公演を希望している。彼女は「私たちは大好きになりました。必ず文化と芸術の間の懸け橋となって、これに尽力して、いつかホンジュラスでの公演を実現させたいです」と話した。
米国太平洋艦隊主管のジョン・クローチェ氏は今年で5回目の神韻の鑑賞となる。彼は「偉大なる公演が偉大なるメッセージを伝えました! 平和と自由にとってとても良いメッセージであります。私はあの『真善忍』と書かれた横断幕が好きです」と話した。
サウスオーストラリア連邦議員「人々に生命の意義とは何かを分からせた」
サウスオーストラリア連邦議会議員のトニー・ザッピア(Tony Zappia)議員は、神韻がアデレード・フェスティバルセンターでの公演前に祝賀の書簡を贈り、同氏は4月28日に神韻公演を再度観賞したのち、「私は数年前アデレードで神韻を見たことがあり、当時は公演に深く震撼しました。今晩再び神韻を見ましたが、同様な震撼を受けました」と話した。
ザッピア議員は、中華文化の内包と趣がすべての演目のすべての部分を貫いて、彼の印象に深く残っているという。「公演中はダンサーたちの身体から巨大な活力が放たれ、豊富で多彩な深い次元の中華文化を現し、私たちに中国を覗かせました。この広大な国土を持ち、多元文化をもつ国家に陶酔させられました」
彼は、さらに重要なのは神韻を見て生命の意義とは何かを理解したことだという。「このような精彩な公演を観賞すると同時に、演目の中から生命の意義とは何かが分かり、生命の中の重要なものは何か、同時に他人に対する生命の理解を知ることができました」
ザッピア議員は神韻の総監督に、このような人の心を震わせる演目の制作をされたことに対して、心から敬意を表したいという。
著名なオペラ歌手「神韻の公演は夢幻のように美しく、忘れられない」
神韻世界芸術団は5月10日、ドイツのベルリンで最終公演を行った。5カ月にわたる巡回公演が成功裏に終了した。オーストリアとドイツの観衆は「神韻の公演は別世界への旅である」「ほかの空間から来たようだ!」「天上から降りて来たようだ!」「この公演は私に新たに神と信仰を思い出させてくれた」と称賛し続けた。
ヨーロッパの観衆は神韻を観賞すると驚きを感じ、喜びと興奮を覚え、もっと見たい、このような超常的な公演を見たことがないという。神韻が観衆にもたらしたもののは幸福、喜び、慈愛、慰め、平和と希望である。神韻が彼らをほかの空間に連れて行き、奇妙な旅を経験したという。観衆は神韻の到来に感謝し、神韻のスタッフと団員たちの心からの奉献に感謝し、神韻の精彩で絶妙な公演を祝賀した。
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オペラ歌手のキャラン・アームストロングさんは、5年前に一度神韻を観賞したことがあり、今回神韻を観賞して、新たな驚きと喜びを得られたという。彼女は「5年前の神韻公演がとても古典的で、夢幻のように美しく、忘れられませんでした」と話し、そして今回は男性テノール歌手の歌に賛美を送った。彼女は「そのテノール歌手の声が非常に美しく、彼のボリュームのある地声が会場全体に響きわたっていました。彼の高い天賦の才能、歌唱方法は唯一無二の存在だと思います」と話した。
キャランさんはアメリカ生まれで、ニューヨークメトロポリタン歌劇場でのコンクールで一躍有名になった。1974年からヨーロッパの舞台で活躍し、彼女はヨーロッパの名高いオペラ歌手である。彼女は人物の性格や特徴の解釈を得意としており、舞台の配置や設計にも精通している。彼女はウィーン国立歌劇場、パリ・オペラ座、マルク・ロイヤルオペラ座、米国のロサンゼルス、そしてモスクワ大劇場などで公演したことがある。
神韻のアン・デア・ウィーン劇場での公演は空前の盛況だった。ウィーンはヨーロッパにおいて最も古く、最も重要な文化芸術都市の一つであり、ベートーベンが作曲した交響楽第1番の初演奏はこの劇場で行われ、モーツァルトの「フィガロの結婚」もこの会場で初めて公演された。
フランス パリョー市長「神韻は人々に幸福をもたらしている」
フランス・パリョーのロバート・ブルース市長は、ローマ帝国時代の都市ナントでの神韻公演を観賞し、公演の中に溶け込んでいた。彼は「とても幸福に感じています。心地よくのびのびしていて、しなやかで自由な感覚です。この公演を通して、団員たちは人々に表現したいことを、全世界に向けて発しています。これは私が感じたことですが、これは天上から来ており、天上の四方八方から来ているので、あなたも含まれています。これ以外の感受もありますが、私がとても幸運に思うのはこの種のメッセージを感受できたことです。私はこの公演が、妻に多くの利点をもたらしたと感じました。私たちは苦難な時期を過ごしました。今この瞬間が最も素晴らしい時であり、とても爽やかです」と話した。
ブルース市長は歌の歌詞にも共鳴した。「歌詞は私の内心にすでにあったように感じ、公演は私に多くの啓示を与えて下さいました。それは私に一つの答えを下さり、男性のテノール歌手は非凡であり、彼は内心の感受を表現でき、観衆に伝えています。これは彼からの贈り物です。続けて公演してください、素晴らしい。神韻は人々に幸福をもたらしています。あなたは観衆の拍手を聞きましたか?! 公演は大成功でした」と話した。
ニュージャージー州知事「神韻を見て善を選択し、慈悲を選択する」
神韻国際芸術団が今年の巡回公演をニュージャージー州でスタート以来、毎回の公演は超満員の観客を動員し、席を増やすほどであった。ウォーター市在住のダニエルヘーズ氏は神韻を観賞した感想を、目を大きくして情熱的に話した。「観衆は穏やかで素晴らしい体験をしたと同時に、善のメッセージを受け取りました。私の歌詞に対する理解は、私たちは真の選択に直面し、如何に良い人になるのか、善を行うのか、それとも悪を行うのかがどのような生命になるかを決めます。私が希望するのは、各々が正しい選択、もちろん善を選択するべきで、善は即ち慈悲なのです」と話した。
各地の政界から続々と褒賞が贈られる
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神韻巡回芸術団は1カ月かけてラテンアメリカ3カ国7都市での公演を終了し、栄誉を一身にアメリカに凱旋した。そしてカリフォルニア州のロサンゼルス、ニューヨーク州のオールバニー、そしてバッファローでの公演を最後に、2017年巡回公演の幕を閉じた。ニューヨーク州議員と市長が神韻公演を祝賀し褒賞を贈った。
過去11年間、神韻公演がニューヨーク州の人々に素晴らしさをもたらした。この地区で選出された連邦議員、州議員、市長は神韻に褒賞を贈り、自分の選挙区民を代表して神韻への感謝の意を表し、芸術家の傑作なる演出や中国伝統文化の伝播に努力したことに敬意を表した。
4月29日、神韻公演にニューヨーク州下院議院、左からアンジェロ・サンタバルバラ議員ジョン・ボナクティック議員夫妻、ジェームス・テディスコ議員が会場に駆けつけ神韻に褒賞を贈った。褒賞の中で神韻が公演を通して、観衆に5千年の中華文化へ旅出たせ、その精彩な公演がニューヨーク州の人々の生活レベルの向上を手助けしていることに称賛した。
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ニュージャーシー州のクリス・クリスティー知事は祝賀書簡の中で、「私はニュージャーシー州を代表して、神韻芸術団のニュージャージー芸術センターでの公演をかかわるすべての人を喜んで歓迎いたします」
「州知事として、私は音楽や芸術に全力で貢献される人々に対し、限りのない敬意と誇りを抱き、神韻芸術団がすべての民に才気溢れる公演をされていることを愉快に思います。10年来、神韻芸術団の伝統的な舞踊や音楽が各国の観衆を夢中にさせ、信じ難い素晴らしい公演がニュージャージーにも来て下さり、当州の観衆に無数のすばらしい追憶をもたらしています。私は今回の公演に企画したすべての人に称賛を贈り、州民に豊富な文化を体験する機会を作り、ニュージャージー州の芸術にとって多くの貢献をされました。公演の成功を誠実なる祝賀を贈りします」と記している。
今年、神韻の公演数が各地で増えている。米国テキサス州10の都市での44公演の内、41公演が超満員の観衆で会場が埋め尽くされ、大多数のチケットが公演前に完売され、席を増やしても1枚のチケットを入手するのにも困難な状況で、その盛況は空前である。観衆は「神韻の発展が迅速である」「前例のない奇跡を創り上げている」と神韻を称賛した。
チケットコールセンターの担当者と一部の観衆のフィードバックによると、神韻はテキサス州全体にセンセーションを巻き起こし、その名は大都市から小さな町にまで知れわたり、神韻ブームは神韻が公演する都市を中心にその他の都市、他の州、または他の国にまで拡大している。多数の観衆は車を運転して数時間かかることもあれば、飛行機に乗り、国を超えてメキシコから来る観衆もいた。多くの観衆は、神韻は必ず見るべきで、どんな困難を克服してもその価値があり、機会を逃せば一生の遺憾となるという。またある観衆は早期のチケットを購入しなかったことを後悔し、増やされた席での観賞は効果がそれほどよくないが、しかしこの機会を逃したくないという。彼らは「来年は必ず早くチケットを購入し、良いチケット購入する」とのことだった。
神韻芸術団の公演は止まることなく、続けてネブラスカ州とオハイオ州で公演を行った。5月10日、ピッツバーグ市での公演を最後に、2017年巡回公演の幕を下ろした。公演の先々で連邦議員や州議員から褒賞や祝賀の書簡を贈られた。ピッツバーグ市のウィリアム・ペドロ市長からも、2017年5月9日をピッツバーグ市の「神韻芸術団デー」とする褒賞を贈られ、芸術家が中華伝統文化と生まれつきの高尚な品位や忠実、善良と誠実を当市にもたらしたことを称賛した。