【明慧日本2017年5月26日】湖北省武漢市華中農業大学の法輪功学習者・趙鳳蘭さん(50代)は1カ月前に、検察局に案件が取り下げられ、解放された。
趙さんは昨年8月9日、外で法輪功についての真相を伝えた後、残った2冊の法輪功に関する資料を洪山派出所の警官に見つかり、不当に連行された。家族は派出所へ行って解放を求めたが、警官に否認された。ちょうど目撃者がおり、「趙さんは確かに派出所に拘禁されている」と家族に知らせた。しかし、派出所は依然として趙さんを解放しようとしなかった。ある当番の警官は「趙は2冊の法輪功に関する資料を配布したため、3~5カ月拘禁してから釈放する。その時に必ず釈放するから、弁護士や他の者に依頼しないでくれ」と言った。
それ以降、家族は数回も派出所に行っては釈放を求めたが、警官に同じように断られた。4カ月後、趙さんは解放されなかった。家族が派出所へ問い正したところ、また同じ警官が応対した。「裁判所に送ったから、派出所とはもう関係ない」と警官に回答された。内情を知っている人の話によると、趙さんが労働教養を強いられた経歴があるため、派出所は裁判所の裁判を通して趙さんを刑務所に送るつもりだという。
派出所に何度も騙された家族は非常に憤慨し、弁護士に依頼した。留置場へ行った後、趙さんはいつの間にか逮捕されたことが初めて分かった。法律の規定では、当事者が逮捕された場合、家族に知らせる必要がある。しかし、派出所はすべてを隠した。明らかに法律に違反したのだ。その上、趙さんは留置場で酷い迫害を受けて警察署所属の病院に運ばれた。
1カ月前、検察局は趙さんの案件を取り下げ、趙さんを解放した。しかし、趙さんはすでに不当に8カ月の間拘禁されて迫害されたことは、派出所に責任はないのだろうか!