【明慧日本2017年5月27日】今年3月15日午前10時、4人が乗った乗用車が湖北省十堰市の学習者・朱習栄さんのマンションの下にあるスーパーの前に止まった。朱さんが他人と話していた時、車に乗って時機をうかがっていた常武という男が車から降りてきて、朱さんを車の中に押し込んだ。
朱さんの左足は車にぶつかってけがをした。朱さんは両手で車のドアに支え、連行に抵抗し、大声で「610弁公室の人が法輪功学習者を不当に連行しています」と叫んだ。常武は朱さんの頭を押さえ、車内の劉傑は朱さんを車内に引き入れて、洗脳班まで連行した。
当日夜、朱さんは背中や胸、足の骨が痛み、全身汗をかいて眠れなかった。同月29日、ようやく610弁公室、国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の関係者に病院に搬送された。診断の結果は2~4本のあばら骨が骨折し、主動脈が硬化したという。
30日、朱さんは一時出所した。しかし、自宅にあるノートパソコン1台、プリンター2台、法輪功の関連書籍・資料などが押収されており、大きな損失を被った。
610弁公室、国保大隊は証拠をねつ造し、朱さんの起訴を企てている。朱さんも自己弁護を準備し、国保のいわゆる証拠探しにも正しい態度で対応し、悪事を働くことをやめるようにと勧めた。