【明慧日本2017年6月3日】河南省孟州(もうしゅう)市趙和鎭蘇荘村の法輪功学習者・柴玉蘭さん(女性)は昨年4月19日、市国保大隊の王功軍らに不当に身柄を拘束された。迫害を受けた結果、痩せ細って重体に陥り、今年3月23日に死亡した。享年62歳。
昨年4月19日、孟州市国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の王功軍、ケイ発山らは柴さんの自宅に侵入し、柴さんがほかの学習者に資料を渡したことがあることを口実に、柴さんを焦作(しょうさく)市留置場まで連行した。王功軍は柴さんに「まだ法輪功を学ぶのか?」と聞いたので、柴さんは「学びます」と返事した。そのため、王は柴さんを死ぬまで迫害すると言った。
その結果、柴さんは脊椎が骨折し、肋骨も1本折れ、大便すらもできなくなり、這うことも難しかったという。その状態になってからようやく手枷、足枷を掛けられながら、焦作市の病院に搬送された。
柴さんは痛みで食事ができずに痩せ細り、骨のガンが全身に転移した。病院のある優しい人が家族に伝え、家族は初めて柴さんの状態を知った。昨年12月12日、家族の努力で柴さんは孟州市の病院で治療できた。しかし、柴さんは今年3月23日、この世を去った。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)