【明慧日本2017年6月10日】広州市海珠(かいじゅ)区の法輪功学習者・鄭移珠さんは先月14日午後、海珠湖で法輪功の無実を伝えた時、中国共産党による法輪功への誹謗中傷を信じる人に通報され、不当に身柄を拘束された。
夜、鄭さんは南洲派出所まで連行され、家財を押収された。15日~30日まで15日間拘留された。
30日、家族は朝8時に通知書を持って、鄭さんを迎えに行った。しかし、警備員は9時半以降にならないと受付できないと言った。
家族が外で待っている間に、鄭さんを載せたパトカーが密かに外へ走り出た。ゲートから出たとたん、家族に気づかれて阻まれ、鄭さんの解放を求められた。車はすぐに戻り、鄭さんを別の車に乗せて後ろのゲートから連れ出した。
このように鄭さんは国保大隊(法輪功迫害の実行機関)、居民委員会(共産党の最下部組織)、派出所の間を行き来した。家族はタクシーに乗り、派出所に鄭さんの解放を求めたが、警備員は鄭さんを連行したと認めず、家族を追い払った。しかし、目撃者の情報によると、居民委員会の関係者が鄭さんと同乗していたという。
31日、家族は居民委員会を訪ね、鄭さんの解放を求めた時、鄭さんはすでに広州洗脳班まで連行されたことをはじめて知った。理由は鄭さんがまだ転向していないからだという。
鄭さんの姉は、当居民委員会に洗脳班まで連行するぞと脅された。
われわれは、中国共産党の虚言に騙されている法曹機関者に法輪功の真相をわかってもらい、法輪功学習者の心の声を聴いてもらい、正義感のある人になることを望む。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な関係者らの情報は、中国語のページを参照)