【明慧日本2017年6月12日】(オランダ法輪功学習者)オランダ在住の張さんの母親・彭傑さんは、中国遼寧省撫順市の法輪功学習者である。昨年7月22日、撫順公安局に強制連行され、懲役3年6カ月の実刑判決を受けた。現在、遼寧省女子刑務所に収監されている。彭さんが強制連行されたあと、娘の張さんとオランダの学習者はオランダの政府部門や人権組織に手紙を送り、彭さんが受けている迫害の詳細を訴えた。
5月30日、張さんは他の学習者と一緒にザーンダム地区へ法輪功を広めに行き、迫害の真相を伝えると同時に、母親の彭さんが中国で受ける迫害の実態を伝える活動を行った。当地のRTV ザーンダムテレビ局と北オランダ日報がこの活動を取材した。
北オランダ日報の報道では、「張さんはとても母親のことを心配している。彼女の母親が2002年に不当に拘束され実刑に処された。収監されている間、信仰を放棄しないために暴行により歯が抜け落ちた」と報道した。
記事では同時に法輪功についても紹介された。「法輪大法は法輪功とも言われ、五式の煉功動作があり、真・善・忍を準則として人を教化する。法輪功は中国において長い間とても広範囲に広まった。しかし、法輪功の学習者が多くなったことで、江沢民は自分の政権が脅かされるのを恐れ、1999年7.20から法輪功に対する迫害を始めた」
RTV ザーンダムテレビ局は、張さんを取材し、母親が受けている迫害の実態を報道した。
法輪功迫害の真相を知った市民は、中国共産党による法輪功に対する迫害の停止を呼びかけ、彭さんの無条件で釈放を求める署名用紙に署名をした。