【明慧日本2017年6月26日】(甘粛省=明慧記者)中国甘粛省金昌市の法輪功学習者・朱藍秀さんの家族は6月20日、当地の検察から朱藍秀さんの起訴を取り下げたという電話を受けたという。
昨年12月9日午後4時ごろ、金昌市法輪功学習者・朱藍秀さん(62歳女性)と、李玉珍さん(70歳女性)は住宅地付近で、今年の明慧カレンダーを配布していた。農村から出稼ぎに来ていた人が2人を見て、バックの中を覗き、法輪功の真相資料が入っているのを見て、悪意をもって、住宅の方を指差しながら、「そこに法輪功学習者がいるから彼にも1部を渡そう」と言った。2人は彼に託そうとしたが、彼はどうしても2人に行ってほしいと言い、話しながら電話をかけ始めた。話が終わらないうちに、新華路派出のパトカーがやってきて2人を強制連行したのである。
当日夕方6、7時ごろ、当地の法輪功学習に対する迫害に積極的に参加している、公安局国家保安大隊(法輪功迫害の実行機関)の李新華がやってきて、朱さんと李さんを脅迫した。夜11時ごろ7人の警察官を引き連れて朱さん宅にやってきて、朱さんのご主人に捜査証に署名するよう強要した。そして各部屋の荷物を引っくり返し、部屋中をめちゃくちゃにしたが、何も見つからず激怒していた。
李は怒りのあまりご主人を掴み、玄関口まで引っ張り脅迫した。「なぜ何も出なかったのか? もしかして事前に誰かから連絡があって、物を移動させたのか? あなたは陸鳳藍(学習者)を知っているのか? もしかして彼女に教えてもらったのか!」と問い詰めた。ご主人は「知らない、事前に連絡も受けていない。我が家にはこの数年来何も置いていない」と答えた。それでも李はご主人に無理やり法輪功に関する資料を出させようとしていた。ご主人は「ない」と言い続けた。李は諦めずに部屋に戻りもう一度探し、結局何も出なかったという。
1人の警官は朱さんのご主人に李洪志先生を罵るよう強要した。「もし罵らなければ、あなたも法輪功の一員であるとする」と言った。ご主人は「あなたたちの共産党は人を罵ることしか教えていない。何の関わりもないのになぜ人を罵らなければならないのか? 私も警察官だった、あなたたちを罵ってもいいのか?」と言い返した。それでも警官らは諦めようとせず、小部屋に入りまた探し続けた。結局何も得られず警官らは12時ごろに帰っていた。
12月10日夕方7時、朱さんと李玉珍さんは尋問を受け、拘留されて27時間が過ぎたころ、2人は病院に連れて行かれ強制的に検査を受けさせられた。派出所に戻り、書類に捺印させられ、夜遅くに2人を仮釈放した。
今年の5月15日10時ごろ、国家保安大隊の楊彦軍が4、5人の警官を引き連れて、朱さん宅にやってきて、玄関口のドアを叩いたり、殴ったりしていた。幸いなことに朱さん宅には人がいなかった。翌日16日3時ごろと17日、同じようなことを繰り返し、私生活を妨害していた。李玉珍さん宅も同じようなことを受けたという。
江沢民ごろつき集団「一言堂」は虚言をもって法輪功を陥れたため、法輪功の真相を伝えるのは学習者にとって、道義上から言っても行うべき責務となっている。虚言に騙された民衆は、真相を聞くのは彼らの権利であり、いかなる人も騙されるべきではない。
真、善、忍を修めることに罪はなく、真相を伝えるのも罪がなく、真相資料を持っていたのも罪がないのである。背反して強制的に法輪功学習者の信仰を放棄させようとし、法輪功学習者の真相伝えを阻止し、甚だ至っては法輪功学習者に対する残酷な迫害こそが、天地が許すことのできない大きな罪である。国家安全大隊の警察官が早く目覚めて、できるだけ早く悪事を働くのを止め、法輪功学習者の信仰の自由を返すよう希望する。