【明慧日本2017年7月2日】福州市の法輪功学習者・張国利さん(34)は法輪功を学んでいるとの理由で、昨年12月13日、市倉山(そうざん)区の国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官により身柄を拘束された。一方、区検察庁は相次いで2回、張さんの案件を返却した。先月27日、区検察庁は証拠不足のため起訴せず、張さんを無罪で解放した。当日夜、張さんは無事に家に帰された。
退役軍人の張さんは、2002年から空軍に参加し、2007年に仕事の関係で福州義序空港駅に転勤した。
2014年、張さんは退役し、12年間におよぶ軍人の生涯に幕を閉じた。その後、偶然に法輪功を学び始め、「真・善・忍」の教えに従い、社会においても家庭においても厳しく自分を律し、より良い人になることを目指した。
昨年12月、張さんは部隊の戦友たちに法輪功の真相を書いた手紙を送った。その結果、中国共産党による法輪功への誹謗中傷を信じた李小松に通報された。12月13日午前、張さんは仕事中、地元の警官に警備室に呼ばれ、7、8人の警官らに身柄を拘束され、家財も押収された。当日夜、張さんは市第二留置場に送られ、拘禁された。
1週間後の20日、区国保大隊は張さんを罪に陥れる案件を区検察庁に提出し、27日に張さんを不当に連行した。その後、区検察庁は案件を返却した。区国保大隊は今年2月27日、再び案件を区検察庁に提出し、起訴しようとした。
4月11日、区検察庁は再び案件を国保に返却した。
先月27日、区検察庁は証拠不足のため起訴せず、張さんを無罪で解放した。