【明慧日本2017年8月12日】遼寧省清原県裁判所は今年6月28日午前9時半に、法輪功学習者・孫国軍さんに対して不当に開廷した。検察官はいわゆる証人の証言を使って、孫さんが労働による再教育を受けたことがあるという理由で迫害を強めることを企み、不当に起訴した。そして、弁護士は法律に基づいて一つ一つそれらを反駁していった。
孫さは自分が法輪功を修煉してから体が良くなり、真相を伝えることは人を救いたいからであり、何の法律にも違反しておらず、証人の証言をすべて認めないと述べた。
証拠不足で事実がわからず、労働教養所による再教育制度もすでに廃止されたため、孫さんに対する法的証拠が見つからなかった。そして、審判はおよそ1時間を経て、午前10時半に休廷した。
裁判長の邵長欣は法廷で自分の気持ちを含めて、失態な言葉を言い出した。「別に他にやることもないし、暇つぶしに法輪功でも勉強するか。お前をかわいがらなければならないし、他に誰をかわいがるというのか」。このような言動は当然、裁判長としての身分には相応しくないものである。
今年7月21日前後に、清原県裁判所は判決の結果を下した。孫さんに対して懲役1年半の実刑と罰金5千元の判決を下した。現在、孫さんはこれを不服とし上訴した。
昨年12月26日、清原県夏家堡鎮の法輪功学習者・孫国軍さん、管士文さんの2人は、天橋村に法輪功迫害の真相の書かれた卓上カレンダーを村人に贈呈したところ、真相がまだわからない村民の1人が村の書記の徐勝天に通報した。徐勝天は直ちに警察官に知らせると、孫さんと管さんの2人はあっという間に、夏家堡鎮派出所の警官らに連行された。
管さんは不当に15日拘留された。孫さんは清原県留置場で不当に7カ月間拘禁された。その間ずっと家族と面会できず、衣類さえ受け取れず、送金しか許されなかった。
今年3月9日前後、清原県公安局は孫さんの証拠書類を検察院の起訴課に送った。
4月18日、検察院は孫さんの証拠書類が不十分なため、証拠を補足する必要があるという理由で公安局に送り返した。その後、孫さんは再審のため裁判所まで送られ、今年6月28日に開廷された。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)