【明慧日本2017年8月18日】遼寧省建平県の法輪功学習者・王化学さん(55)は、昨年7月5日に不当に連行された後、検察院により起訴され、同年11月17日に裁判が行われたが、裁判の結果はずっと出されないままである。それ以来、家族と弁護士はずっと救出に力を尽くしており、やっと最近になって、裁定を待っている王さんのもとに、検察院による案件の撤回が裁判所に許可されたという知らせが届いた。
王さんは昨年7月5日、農作業から自宅に帰った後、県国保大隊(法輪功迫害の実施機関)の警官7、8人により家宅捜索をされ、連行され、県留置場に入れられた。
同年7月12日、王さんは不当に拘束された。家族が依頼した弁護士は留置場で王さんに会い、警官が江沢民告訴についてたびたび尋問していたことがわかった。同年11月17日に裁判が行われた後、裁判の結果の裁定はずっと出されないままでいた。
善良な王さんを救出するため、同村および近くの村の村民354人が署名して、無条件で直ちに王さんを解放するようにと、皆が一致して請願を出した。
今年3月、弁護士は裁判所に、「王さんを即刻、無罪で保釈するように」という申請書を出し、それと同時に、この案件の撤回を求めた。4月7日、王さんは保釈されて家に帰った。
近頃、王さんは裁判所から1枚の通知書を受け取った。その通知書には、検察院によりこの案件の撤回についての裁定が許可されたというものであった。