文/台湾の大法弟子
【明慧日本2017年9月3日】私は小さい頃から「人は何のために生きるのか」と常に心の中で思索していました。時には、寺院を訪ねて、経文などを購入して読むこともありました。しかし、これらの経文は、中に書かれている内容が難しく、読みつづけることができませんでした。結婚して仕事をしながら、3人の子供の世話もしなければなりません。夫は手伝ってくれますが、私ははまるで燃え尽きそうな蠟燭のように、心身ともに疲れ果てて毎日疲労困憊に陥っていました。
2001年、夫は仕事で精神的な圧力を受け、不眠症に苦しみました。丁度その時、私はポストから1枚の名刺サイズのチラシを見つけました。チラシに無料で法輪功の功法を教えると書いてありました。ひとまず覗いてみようと思い、夫と指定の公園に功法を学びに出かけました。初めはただ健康保持、病気治療のために気功を習いたかっただけでした。しかし、私はそこで人生の一番低迷していた時に、生命にとって最も貴重なものを見つけることができました。法を得てから、身体が無病状態の喜びを得ただけでなく、自分はなぜこの世に生まれたのか、その答えを見つけることも出来ました。
法を得た直後に、インターネットのチャットを通じて、大法の真相を伝えるプロジェクトに参加させてもらい、今まで続けています。数日前に、ネットのチャットを通じてある人に会いました。その人は「あなた達はまるでお経を唱えるように、同じことを10年もやり続けて、同じ内容を10年も喋り続けているのですね」といわれました。考えてみれば、その人の言う通りです。常人でさえ一つのことをやり遂げるためには、最後まで堅持しなければ成功を収めることが出来ないのですから、人を救い済度するというこんなに大きなことはなおさらだと思います。
インターネットを使用することは、時空を超えて真相を伝えることができるのです。細やかに、満遍なく真相を伝えることができます。また相手の気持ちを察し、フォローしながら三退を勧めることも出来るなど、ネットならではのメリットがあります。真相を伝える過程において、様々な人達に出会うことがあります。人を罵る者、金銭をたかる者、社会風紀を乱すような画像を張りつける者がいれば、三退した後に態度が逆転して暴言を吐く者、三退の話を聴くとすぐチャットを終了する者もいます。しかし、私は月日が経つにつれて、徐々に慣れていき、相手の言葉を気にしなくなりました。ある日、チャットの相手は非常に凶暴な態度をとったため、彼の暴言を聞いているのが耐えがたく、チャットを中断しました。後になって後悔しました。チャットを中断する行為は、彼を救えるでしょうか? 慈悲心は一体どこにあるのでしょうか? もし、先の人が今日の私だったら、小さいころから洗脳を受け、ネットは封鎖され、中国国境外の情報が一切遮断されたテレビを見せられてきた私は、きっと彼と同じ激しい反応をするに違いありません。彼の態度に気を取られてばかりで、真相を伝えなかった事は間違いでした。そう思いながら、私はチャットを再開しました。
私の誠意が見られない、平等ではないと主張して、複製と貼り付けツールを使用禁止することが条件で、私とチャットする者もいました。仕方なく、落ち着いて、真相を一字ずつ打ち込んで、応答しました。ある者は初め態度がとても悪かったのですが、法輪功の真相の衝撃的な画像や映像を観て、一歩一歩徐々に真相が分かるようになり、態度も変わりました。最後には中国共産党から脱退することを選択しました。そんな劇的な変化は私にとって最も感動的でした。
数日前、ある学生さんに会いました。彼は真相を聞いて、自ら三退をした後で、自分の十数人の友人にも真相伝えて、三退を勧めました。また、私に「一緒に頑張りましょう、この腐朽な中国を救いましょう」と言ってくれました。私は衆生の覚醒に感銘を受けました。
同修たちは様々なチャットの原稿を用意してくれました、すべての真相の内容がそろっていて、とても使いやすいのです。それらの原稿をダウンロードして、少し目を通せば、何も難しいテクニックも要らず、複製と貼り付けする事さえできれば、簡単に使いこなせるのです。ある同修は字を打ち込むことができません、複製と貼り付けの作業を繰り返して、毎日、ネットのチャットを通して、たくさんの人に三退を勧めました。同修の絶え間ない努力に敬服しました。毎日のチャットはすでに私にとって最も重要な日課となりました。ある人はチャットを始めていきなり、私に別名を付けてもらい、三退しました、しかも、自分の友達をチャットに友達追加をしてくれました。時には、同修は「最近三退を勧めることが少し難航している」と私に話します。「これは正常な表れです」と私は同修と交流します。毎日、何人の三退できたことに執着する必要はないと私は悟り、最も大切なことは心を込めて衆生を救っているかどうか、そして、形式にとらわれずに、真相を十分に伝えられたかどうかだと思います。中国共産党政府の虚言の毒害を受け、党文化の洗脳を受けて育ったこれらの中国人に対し、二言三言で彼たちの思想を変えることは容易ではないと思います。相手に少し時間を与える必要があります。相手が如何なる態度を取っても、私は必ずネット封鎖突破ソフトのリンクとその使い方を教えます。「濾過」されてない真実と中国共産党の虚言と邪悪を知った時、衆生は賢明な判断を選ぶと信じています。
常人とチャットする時、良く「なぜ三退するのか? 三退することにはどんなメリットがあるのか?」あるいは「私となんの関係があるのか?」などの質問をされます。そういう時、私はその人たちに天安門焼身事件はでっち上げであることや、中国共産党政府は常に民衆を欺瞞しており、偽りの報道を捏造していることを教えます。一部の人達は真相を知っているのですが、大半の人達は真相を知った時に非常に驚きます。チャットで知り合った人たちが法輪功への誤解を解いた後に、さらに大法は世界各国で歓迎されていることや、生体臓器狩りの邪悪の真実を伝えて、相手の良知と慈善心を啓発するのです。そして、「すべての人は正と邪の間で真に選択をしなければなりません、邪悪な一分子になることなど望む人はいません」と伝えると、多くの人は三退を選択します。それと同時にその人達から「法輪功とは何ですか? 法輪功を実践するとどんな効果が表れるのですか?」などの質問をされます。私は実に大勢の人が法輪功について全く何も知らないことに気づきました。そのため、法輪功とは何か、法輪功の教えとは何か、功法の効果などを必ず相手に伝えなければなりません。大法のことを本当にわかった常人は、急いで功法を学びに来るのです。
最後に、インターネットを通じて真相を伝えている同修に感謝を申し上げます。同修の皆さんの努力により、効率的で、安定した真相を伝える環境を創り上げられたのです。残された最後の時間を大切にして、よりもっと多くの人を救えるように、同修の皆さんと一緒に頑張りたいと思います。
以上は個人の体得なのですが、不足なところがありましたら、皆さんの慈悲なるご叱正をお願いします。ありがとうございます。