文/日本の大法弟子
【明慧日本2017年9月13日】「2017年日本法輪大法修煉体験交流会」が9月2日、東京都の隣の埼玉市で行われた。日本各地から一部の法輪功学習者が法会に参加した。法輪功の創始者・李洪志先生から法会に祝辞を送られた。李先生は祝辞に「大法弟子は未来の希望であり、大法弟子は衆生を救う歴史的な責任を背負っています」と説かれた。また「大法弟子は必ず法をしっかり勉強する必要があり、自分自身を良く修めてはじめてこの全てをしっかり行い、しっかりとやり遂げることができるのです」と説かれた。
法会では、21人の学習者が発表し、日常生活で「真・善・忍」に基づいて自分を修め、社会各方面に法輪大法の真相を伝え、 迫害停止を呼びかける活動に参加した修煉体験を分かち合った。
大法の奇跡を実証し 神韻を宣伝し 衆生を救い済度する
十数年前、法を得た日本人学習者・稲垣さんはより多くの縁のある人に神韻公演を紹介するために、大小の宴会に常に参加した。稲垣さんは「接触したVIPの中には、勲章を得た指揮者、首相夫人、大学教授、会社社長、ロータリークラブの前会長などがおられ、その中で、多くの人が神韻公演を見に来られました」と語った。
また、天国楽団のメンバーとして、稲垣さんは2008年、はじめてサイパンの天国楽団のパレードの活動に参加してから、今まですでに90以上の世界各地での真相を伝える活動に参加した。インド、香港、アメリカなどでの活動にも参加した。 稲垣さんは「海外で学んだことは非常に多く、良い修煉状態を保つことができ、みなさんと一緒に体験を分かち合う中で、さらに精進したいと思います」と語った。
熊本地震被災地で 法輪功の知名度が高まる
熊本在住の小川さんは、昨年の熊本大震災の後、被災地での救援活動をしながら、同時に真相を伝え大法を広める活動に参加した体験を述べた。まる7カ月間、小川さんは昼間救援活動に参加し、夜は内閣府が主催した復興支援をテーマとしたさまざまなシンポジウムに参加した。
「私たちは災害後の現場整理に参加し、昼休みの時間を利用して、参加した地元住民の人々と煉功し、真相を伝えました。私たちは真・善・忍の基準に基づき、法輪功団体が信頼できるという好印象を残しました。常に避難所へ行き、大法を広めて真相を伝えるために、市役所からの支持をいただき、現在、熊本市内19カ所の公民館には法輪功の真相資料を置くことができ、行政部門も積極的に私たちが真相を伝える活動の便宜を図っていただきました」
小川さんは、「この7カ月間を顧みて、地震が起こってから、大法弟子として皆さんはことの本質に冷静に直面し、師父の法理に従い衆生を救う機会を一つも失わず、済度できる命を一人も漏らしませんでした」と語った。
もう1人熊本に在住する大鬼安代さんは、すでに15年修煉している。大鬼さんは平日仕事をし、土日に法輪功を迫害する元凶・江沢民告訴の署名活動に参加している。最初は多くの若者が積極的に署名することがわかって、とてもうれしかったという。 しかし、自分が署名活動を形式化し、署名の量に執着し、順調にいかなくなると、自分に原因を探すのではなく、場所がよくないことを言い訳にしていたことに気づいた。その後、人を救い真相を伝える出発点を正しくしていなかったことに気づいた。署名を呼び掛ける時、拒絶に遭ったり、罵られたりすると耐えられないと感じたので、ふりかえって自己を顧みて、原因を探し、執着を放下して、この錬磨の中で内に向けて探し始めて、はじめて心性を高めることができることを認識した。大鬼さんは按排されてやってきた人々はみな、真相をわかり救い済度される衆生であると悟った。
RTC電話チームに参加し 中国へ真相を伝えた
18年前、母親が法輪功を修煉して十数種類の難病が、いつの間にかなくなった奇跡を自ら見た後、法輪功を修煉し始めた若い弟子・軽部彩奈さんは、共産党の法輪功学習者に対する狂ったような迫害をその目で見て、母親が何度も不当に拘留されるという辛い経験を味わい、路頭に迷い、不当に判決を受けるなど、家庭に起きた異変を経験した。 日本に来た後、華人に真相を伝え、共産党の華人に対する毒害を取り除こうと決心した。遠いところに住んでいたために、車で移動するしかなく、いろいろな方法で在日華人に接近し、真相を伝えてきた。
2010年、軽部さんは全世界RTC電話チームに参加し、協調の仕事を請け負い、学習者が中国人に電話で真相を伝えることに協力した。協調の仕事の中で「協調人は役人ではなく、みんなのために努力することで、他人のために行う人になることだ」ということを悟った。
軽部さんは「真相を伝える過程は心を修める過程であり、人々のさまざまな反応に直面し、共産党に騙された人に会うといつも、直接人心に突き当たることもあるので、良好な心の状態を保つことが必要ですが、しかし、この心があり、継続的に行うことができさえすれば、絶対に突破できます」
もう1人、電話チームに参加した許さんは朝鮮族の人で、最初は中国語がうまく話せなかったが「電話で中国人に真相を伝えることができ、それが人を救う作用を持つ」ということを聞いて、どんなに困難でも電話を掛けようと決心した。ある日、中国の公安局を定年退職した局長が許さんの電話を聞いて、三退をしたい、と態度を表明した。元局長は「私に電話してきたのはあなたが7人目で、7人の中であなたの中国語が一番下手だ、しかし、あなたが本当に良い人と感じ、誠実であると感じたので、私はあなたを信じます」と言われたという。
許さんは、中国語がうまく話せなくても、心から伝えれば、本当に相手のためになり、三退させられるのだ、ということを悟った。許さんは真相電話を掛けることは修煉過程であり、ある時、相手にひどく罵られ、その時は頭にきて泣き出してしまい、電話を切ってしまった。そして、もう1回かけなおして、相手をひどくやりかえしてやりたいと思った。しかしその後、大法の要求に従い、ふりかえって自己を顧みて、自分の多くの不足や、闘争心、顕示心、嫉妬心などを発見した。これを認識してから、どんなにしつこくののしられても、善意を込めて対応できるようになり、その結果、相手の態度も変わり、静かに自分の電話の内容を聞くようになり、最後には相手が感謝の意を表するようになったという。
雨天でも観光地で真相を伝え 善の心と知恵を持って人を救う
6歳の時から母親と一緒に法を得て20年修煉してきた付さんは、観光客が必ず訪れる人気の観光地である浅草に、ほとんど毎日、中国人観光客に真相を伝えるために行っている。
付さんは「雨の日も風の日も観光地で真相を伝え続け、雪が降っても休まず真相を伝え、より多くの中国人が真相を分かるようになってほしいと思いました。共産党が悪事を働き人々を騙し、ネットを封鎖する目的は、人々に真相を知らせないことです。私たちがここで立っているのは、中国の人たちに中国共産党を見極めて欲しいと思うからです」と話した。
もう1人、観光地で真相を伝えている学習者・藤野さんは自分の体験を語った。「言い争わず、智慧を持って行います。中国共産党に騙されて真相がわからず、私に話させない観光客に出会っても、怒りません。ある日1人の観光客が荒々しい口ぶりでずっと私に話しましたが、私は怒らず、一言でも口を挟むとやりこめられました。その人はさらに私たちが言ったことがすべて間違っている、とも言いました。その時、私が『私はあなたほど物知りではありませんが、この特別号を見てください、どこが間違っている所がありますか、次の観光地の所まで行ったら指摘していただけませんか』と言うと、その観光客は『ちょっと見てみます』と言って、資料を受け取っていきました」
「態度の悪い観光客であっても、私は祝福を送ります。これは心の底から出たもので、穏やかに伝えさえすれば、観光客たちは再び真相を聞いてくれ、救われる機会を得られます。観光客たちが大法弟子の善を感じ、警戒心を解き、観光地で機縁を失わないように願っています」