【明慧日本2017年9月15日】遼寧省営口市蓋州市の法輪功学習者・尚純んさん(50代女性)は、8年間の放浪生活を経て、昨年6月28日、貸家で身柄を拘束され、その後、懲役3年の不当な判決を宣告された。現在、刑務所に移送され、迫害を受け続いている。
尚さんは法輪功を学んでいるという理由で、何度も市の警官から嫌がらせや脅迫を受けた。迫害から逃れるため、8年間の放浪生活を余儀なくされた。
昨年6月28日、尚さんは大石橋市の貸家で地元の警官に身柄を拘束された。また、ノートパソコン1台、レコーダー1台、プリンター数台および個人の私物を押収された。
尚さんは市留置場に拘禁され、スズ箔を磨くという体に悪い有毒な作業をさせられた。毎日の過量のノルマを完成させるために、食事の時間もなく、ご飯を噛みながらも作業を進めた。ノルマを完成できない者は立たせたうえ、夜勤を強いられ、辱められるという。
拘禁された十数人は大きな木の板の上に寝る。その板は昼間は作業台になり、夜は寝床になる。板は狭く、ひっくり返すことすらもできない。食事は年中変わらず、朝食は漬物、昼食と夕食は白菜スープで、白菜スープに白菜数切れとお湯のみで、それにほんの少しの米と小麦の主食がつくだけで、量が限定されている。留置場の人間すらも「ここは地獄だ」と言った。
大石橋裁判所は尚さんの裁判が開廷した時、誰にも知らせなかった。その結果、尚さんの親友がだれ1人として参加できなかった。尚さんの夫は市警官に何度も脅かされたため、妻のために顔を出す勇気がなかった。その後、尚さんは懲役3年の不当な判決を宣告され、尚さんは上訴したことがわかった。
尚さんは現在でも、瀋陽大北刑務所に拘禁され、家族との面会や仕送りはできないという。