あるベルギー女性の体験
【明慧日本2017年9月18日】(イギリス=明慧記者 唐秀明 )ベルギー女性のアンさんは6人の子供の母親である。30年前のある交通事故が元で、彼女は一生涯の痛みを残した。今年8月13日イギリスで行われた明慧サマーキャンプの修了式で、ボランティアとして同行したアンさんは、皆と自分の体験を分かち合った。
今年8月13日午前、10歳の女の子エリちゃんと母親のアンさんは、イギリスの明慧サマーキャンプに参加し、ここケンブリッジ市(ParkerPiece)公園で行われた集団煉功に参加した。
『轉法輪』を読んでわずか4ヵ月で、全身の痛みが消える
アンさんは普段からボランティア活動に参加しており、以前から、特に子供たちの教育に関わるソーシャルサービスに関心を持っていた。今年8月の初めに、アンさんは末娘のエリ(Elly)ちゃんを連れて、イギリスのケンブリッジで行われた2017年イギリス明慧サマーキャンプに参加し、ボランティアとしてサマーキャンプの美術講座の助手を務めた。
三十数年前、アンさんはある大きな交通事故に遭遇した。彼女は死神から間一髪で逃れたが、しかし、交通事故は彼女の体を大きく傷つけてしまった。その後、彼女は全身が痛くて、普通に歩けないほど痛く、立ち上がる時も、歩く時も常時杖を使用する身の上になった。そこから彼女の生活は一変した。彼女は病痛を耐えながらも、子供を育てなければならず、生活がとても辛くなった。「その頃の私は走れないし、バスを追いかけられないし、走り回っている子供の面倒が見られないし、子供と一緒に遊べない」と彼女は当時を振り返って言った。
末娘のエリちゃんは小学校に入学して、クラスで同じ年のルシア(Lucia)ちゃんに出会って、2人は親友となった。ルシアちゃんの母親は法輪功の学習者で、エリちゃんからお母さんのアンさんのことを聞いて、ぜひ会って法輪功を紹介したいと自らアンさんに連絡を取った。しかし、アンさんはそれを断り続けた。アンさんは当時、長年の病痛に苦しんでおり、もう自分の体を治すことが出来ることなど信じていないし、人生に対しても自信を失っていたからだ。
その後、ルシアちゃんの母親は何度も連絡を取ったが、すべてアンさんに断られた。およそ3年後、つまりアンさんが交通事故で健康を奪われた30年後のある日、アンさんはルシアちゃんの家に行って、そこで、ルシアちゃんの母親から『轉法輪』を貰った。
「それから私は『轉法輪』を読み始めました。すぐに、あら、これは私が必要としたもので、ずっと求めたものだわと思いました! そこで、私は『轉法輪』を読んで、読んで、読んで、読み終わってからも、またもう一度、最初から読みました。ルシアのお母さんが繰り返し、繰り返して読んで下さいと勧められた時から、私はすでに何回も読んでいました。不思議なことに4ヵ月後、私の体の痛みはすっかり消えてなくなりました」とアンさんは言った。
奇跡を目撃して、周りの親友も法輪大法を習い始めた
30年間の病痛を伴う闘病生活が、ウソのように『轉法輪』を読んで4ヵ月後に消えてなくなったため、アンさんは法輪大法の修煉の道を歩み始めた。そして、法輪大法にまつわる自分の体験物語を周りの親友達にも伝えた。
「昨年、私はベルリンで行われたパレードに参加し、最後まで歩き抜きました。その日、10キロも歩いたと気付いた時、私は驚きました。なぜなら、私はすでに30年間、これほど長く歩いていなかったからです! それから、私は法輪功のミュンヘンでのパレードにも参加しました。その後、私は走れるようにもなりました! 11歳の末娘のエリはびっくりして 『お母さんが走れるようになったのよ! お母さんが走れるようになったの!』と嬉しそうに叫んでいました。これまで彼女は、私が走る姿を見たことがなかったからです」
「実際、28歳の長女も私が走るのを見たことがありません。昨年クリスマスの時、私は長女に自分が走れるようになったと伝えた時、長女は驚くと同時に、大変喜び、どういうことなのかと聞かれました。私は、『轉法輪』のお陰だと教えました。長女は不思議過ぎるわと言って、喜んでくれました」
「私の変化を見て、周りの友人達も法輪大法を習い始めました。彼らは私の体を知っており、この目で私の変化を見たからです。法輪大法に出会えた私はあまりにも幸運過ぎます。師父が下さったすべてに感謝いたします」
「当時、自分は頑固で、3年も経ってからやっとルシアちゃんのお母さんに会いに行きました。そうでなければ、もう少し早く病痛から脱け出しており、もう少し早く修煉が出来たはずでした。また、一部の人達は昔の私と同じように頑固で、まだ法輪大法の素晴らしさを分かっていません。しかし、すべての人が『轉法輪』を読めば、きっと向上することができるし、きっと希望が持てるようになれると信じています」とアンさんは当時を振り返って話した。
末娘のエリは『轉法輪』を読んでから、自ら修煉者になった
末娘のエリちゃんは早くもお母さんと一緒に『轉法輪』を習うようになった。エリちゃんは法輪大法が人に真・善・忍に従って良い人になるように教えている法理をすでに理解している。娘の変化に気付いたアンさんは大変驚いた。一度、エリちゃんが『轉法輪』を読みながら、とても嬉しそうに、「お母さんはどうしてこれほど人に優しくなったか、その理由が分かったわ。そして、自分がこれから先どうすべきかを分かったし、お母さんが何をしているかも分かったわ」と話した。
アンさんはまだ10歳のエリちゃんが『轉法輪』から悟ったものを、学校生活で応用しているのを見て、とても嬉しくなった。エリちゃんはお母さんに、「今、もし誰かが私に優しくなければ、私は笑顔で『徳をくれてありがとう、私はあなたと同じようにしないわ』と心の中で言うのよ」と話した。
母親として、アンさんは、「10歳の子供が学校で悪いことをせず、良い人になろうとし、徳を失いたくない、これが出来るのは法輪大法が教えて下さったからです」と、とても嬉しくほっとしている。
今年イギリスで行われた明慧サマーキャンプに、エリちゃんと親友のルシアちゃんは一緒にベルギーから参加しに来た。彼女たちはサマーキャンプの中国語講座や舞踊と美術の講座が大好きであっただけではなく、他の法輪大法の子供弟子と一緒に毎日『轉法輪』を習い、師父の『洪吟』を暗唱し、毎日集団煉功をするのも大好きだった。彼女たちはまたケンブリッジの地元の法輪功学習者が、観光スポットでの真相を伝える活動にも参加し、人々に法輪功の真相ビラを配った。
慈悲なる法輪大法が自分に新たな命をくださったことを振り返ったアンさんは、娘が真・善・忍の法光に照らされ、楽しく成長している姿を見て、心の中で本当に感謝する気持ちでいっぱいになった。彼女はサマーキャンプの美術講座で一つの作品を仕上げた。その作品には法輪大法と優曇華、そして、天に上る黄金色の梯子が描かれていた。