【明慧日本2017年9月24日】江蘇省南通海門市裁判所は8月29日、法輪功学習者・葉衛東さんに懲役2年の不当判決を宣告した。
当裁判所は28日に開廷し、翌日に判決を下してその場をごまかした。裁判長は家族が上訴するなら、判決書を渡さないと脅した。
今回の判決の起因は葉さんがQQ(テンセントのインスタントメッセンジャー)グループで明慧ネットの報道とスクリーンショット(パソコンに保存した画像)を転送したことを市国保大隊(法輪功迫害の実行機関)に発見されたことだという。2012年3月、葉さんは懲役4年の不当判決を宣告されたという理由で、常習犯として取扱われた。
2016年10月末のある日の夜12時半、市国保の警官および居民委員会の関係者7、8人は葉さんの自宅に侵入し、葉さんの身柄を拘束したうえに、携帯電話、パソコン、法輪功の関連書籍などの家財を押収した。先月28日、葉さんは開廷され、29日に判決を宣告、裁判長に常習犯のため、実刑判決を宣告すべきと言われた。葉さんは判決を不服とし、上訴すると述べた。
2011年4月、葉さんは市国保大隊により留置場に拘禁され、2012年3月に懲役4年の不当判決を宣告された。葉さんは姉と兄もその内容を認めた人々を善に導く文章を転送した結果、姉は懲役3年を宣告され、兄は拘禁された。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)