【明慧日本2017年10月22日】黒竜江省ハルビン市双城区公安局の劉玉彬は、今月9日、ハルビン当局の命令を受け、「十九大」の安全保障を口実に、江沢民を告訴した法輪功学習者のネーミングリストを持ち出し、わずか1日で各地の学習者40人以上を連行した。これらの学習者は双城区救急センター病院で強制的に身体検査を受けさせられ、その後、ハルビン鴨子圏留置場に拘禁された。
連行された学習者は下記の通りである。
双城区在住:姜暁艶さん、韓恩桐さん、大軍さん、王小慧さん、趙淑敏さん(当日解放された)、王志さん、宣怡さん、李金鳳さん、王義紅さん(王傑さん)、周英奇さん(当日解放された)、任麗敏さん、鄒さん(当日解放された)、劉秀梅さん(当日解放された)、徐麗蓉さんと李菲さん(当日警官に脅迫され、入院)の15人。
永勝郷在住:李景偉さん、楊運侠さん(当日解放された)の2人。
水泉郷在住:劉貴平さん。
青嶺郷在住:喬燕さん。
躍進郷在住:郭竜泉さん。
蘇家窯在住:潘紅秋さん、方艶華さん、賀旭剛さん、何鳳珠さんの4人。
五家鎮在住:醜作峰さん、樊平さん、劉吉有さんの3人。
東官郷在住:陳万秋さん(当日解放された)
希勤郷在住:温双玲さん、劉仁江さんの2人。
農豊郷在住:付繞さん。
新興郷在住:趙徳忠さん、付文慶さんの2人。
幸福郷在住:王冬麗さん、他に2人のお婆さん(当日解放された)の3人。
聯興郷在住:郭玉蓉さん。
楽群郷在住:賀桂栄さん、王秀梅さん、朱賀さん(当日解放された)の3人。
公正郷在住:李景華さん。
金成郷在住:劉国順さん、韓桂栄さんの2人。
朝陽郷在住:盧殿光さん。
万隆郷在住:顧春花さん。
これらの学習者は長く監視され続けている。ハルビン公安局の大規模な連行行動は、多くの学習者とその家族に大きな災難をもたらした。
今は黒竜江省の収穫の時期で、学習者・劉貴平さんは農用運搬車で、畑でトウモロコシを収穫している最中に、警官に身柄を拘束された。また、公正郷の学習者・李景華さん、希勤郷の温双玲さんなども野良仕事をしている時に不当に連行され、収穫に大きな影響を与えた。
王義紅さん(王傑さん)は女手一つで2人の子供達(10代)を抱え、暮らしていた。王さんが連行された後、子供たちは毎日泣き騒ぎ、姉は障害者の弟の面倒も見れず、苦境に陥っている。
姜暁艶さんは2011年、他の学習者の家を訪ねた時、身柄を拘束された。姜さんは拷問され、重体に陥り、懲役14年の重刑を宣告された上、黒竜江省女子刑務所に拘禁された。その結果、貧血になり、お腹に腫れ物ができた。ようやく一時出所できた姜さんは家に帰った後、学法、煉功に励み、薬を飲まず、手術もせずに腫れ物がなくなり、身体も元気になってきた。
10月9日午後1時過ぎ、姜さんが父親の家から帰って来た時、警官ら6、7人が水道の水が漏れているという理由で、姜さんにドアを開けさせた。当時、姜さんの自宅に鄒明雲さん、劉秀梅さん、周英斉さん3人もいた。警官は姜さんの腕を掴んでベッドの柵に手枷を掛けた。姜さんは大声で「だれですか? 名前を教えてください」と聞いた。中のリーダーのような人が「陳だ」と答えた。姜さんは恐れずに警官たちに法輪功の無実を伝えた。
十数分後、派出所のパトカーが到着し、姜さんは他の3人と一緒に、パトカーに押し込まれた。姜さんは車の中で、ずっと「法輪大法は素晴らしい」と叫んだ。
公安局の取り調べでは、姜さんは単独で拘禁され、他の3人は一緒に拘禁された。夜7時ごろ、姜さんはどこかに送られた。他の3人は夜8時すぎに解放された。
一方、姜さんが連行された後、息子の結婚準備の段取りなどがまったく進まなくなり、家族は苦境に陥っているという。