文╱中国の大法弟子
【明慧日本2017年11月2日】一昨日の夜7時すぎ、下の階の李さん(同修)の夫が上がって来て、私に「家に来てほしい」と言いました。行ってみると、李さんはベッドで寝込んで苦しんで呻いていました。「どうしたの?」と聞くと、彼女は「背中も胸もとても痛くて、お腹も脹れている」と言って、ベッドで寝返りを打ち、しきりに「痛い! 痛い!」と叫んでいました。
私はベッドに座り、李さんの側で両足を組み、彼女に「ただ痛みに耐えるだけではだめだ。旧勢力の按排を徹底的に否定し、雑念を排除し、早く『法輪大法は素晴らしい、真、善、忍は素晴らしい』と念じよう」、「まず心を静めて、自分の空間場を清らかにし、再び掌を立て、周りの邪悪を一掃し、あなたの体を苦しめる共産邪霊、黒い手、卑しい鬼など、あなたを迫害する邪悪の生命と要素を一掃しよう」、そして、「邪悪がどんな手段を使って、どんなにわれわれを迫害しても、私達の大法を実証する正念を妨げることはできません」と言いました。私は李さんに「一緒に発正念の口決を念じよう」と言うと、彼女は震えて、言葉にはならなかったのですが、一生懸命に念じました。しかし、2分も経たないうちに、また苦しんで呻きました。私はすぐに「痛くても、止めてはいけない。早く『法輪大法は素晴らしい』と念じなさい」と言いました。彼女は念じましたが、1分後、また「痛い、痛い」と叫びました。
「これでは駄目だ」と思って、私は大声で「止めないで! 『法輪大法は素晴らしい』、『真・善・忍は素晴らしい』と念じなさい! すべての細胞も一緒に念じさせるようにしなさい」と叫びました。彼女は次第に自分の正念を強め、絶えず念じるようになりました。私も彼女と一緒に念じて、同時に「大法に同化したい生命は残って私達と一緒に念じなさい! 念じたくない生命は直ちにここから離れなさい! 行くべきところに行きなさい! さもなければ、私達の正念が生まれると、あなたの命は直ちに解体される」と一念を発しました。この時、李さんの体は一気に楽になりました。彼女は静かになって「もう大丈夫です」と言いました。
李さんの痛みは瞬間で消えてなくなりました。私は師父の「念を正しくすれば 悪は直ぐに崩れる」[1]を思い出しました。まったくその通りになりました。私が行ってから、李さんの痛みが消えるまで10分ほどでした。しかし、この10分間の1分1秒も、大法に対する信念を試されました。旧勢力に利用される邪悪の生命は、私達の大法に対する盤石のような少しのゆるぎもない信念を妨害することができなければ、彼らは離れるか、解体されることになります。
李さんの痛みが消えてなくなった後、私達は再び発正念をしました。そして、客間に行って、ご主人(常人だが大法を支持している)を呼んで来て、夫婦共に恭しく師父の写真に3回お辞儀をして、線香を差し上げました。
家に帰ってから、夫に「何があったのか」と聞かれました。「李さんが一番痛かった時、唇も真っ白だった。でも、今はすでに良くなった」と先ほどの出来事を言いました。夫はあまり驚きませんでしたが、やはり少し心配して、10分ほど経ってから、「もう一度見に行きなさい」と言いました。私が李さんの家に行くと、李さんは 「そっちに行こう。そうすればご主人も安心するから」と言って、私と一緒に家に上がって来ました。そして、笑顔で夫に「心配をお掛けしてごめんなさい。私はすっかり元気になりました。法輪大法を修めていなければ、今の私はいません」と言いました。そして、「私はあまりにも痛くて、夫に頼んで奥さんに来てもらいました。その時、夫は『病院に行きなさい。きっと胆石と胆嚢炎が再発している』と言って、私を病院に送ろうとしました。私は『行きたくないから、上の奥さんを呼んで来きて』と頼んだら、夫は納得しない様子で「上の奥さんが来ても、お前は治らないだろう」とぶつぶつ言っていましたが、実際、どうでしょう? 確かに良くなりました」と言いました。
もちろん、私は李さんの正念を強める役割を少し果たしましたが、本当に助けてくださったのは師父と大法です! そして、李さん本人が正念を持っているかどうか、法と師を固く信じているかどうか、すべてが試されました。正念をしっかり守っていれば、問題はありません。私は帰ろうとした時、ご主人が出て来て、真心を込めて私にお礼を言いました。私は「奥さんがこんなに早く回復できたのは、ご主人の力もあります」と言いました。
今度の事は、自らを高める過程でもありました。そして、縁のある人に大法の神秘的な一面と素晴らしさを見せることも出来ました。
注:
[1] 李洪志師父の詩:『洪吟』「恐れ無し」