【明慧日本2017年11月13日】河北省秦皇島(しんこうとう)市の法輪功学習者・左洪濤さんは7月15日に逮捕状を発付され、山海関区公安支局の国保大隊(法輪功迫害の実行機関)に10万元(およそ170万円)を強請(きょうせい・ゆすり取る)された。
6月9日、市公安支局の刑事探偵課、国保大隊、南関派出所の警官らは、法輪功学習者6人と、左さんの妻を市第一留置場へ連行した。
当日午後5時、上記の警官十数人は左さんが経営している取引仲介所で左さん夫妻、呉文章さん、楊暁勇さん、崔秋栄さんを連行した。また、仲介する回転資金として置いてあった10万元あまりと電動自動車、オフィス用品なども押収した。学習者・劉長富さんも同じ時間帯に連行され、家財を押収された。
山海関区路南派出所は夜8時ごろ、左さんから押収した鍵を使い、3時間に及ぶ家宅捜索を行った。なお、押収リストはなかった。数日後、区テレビ局は10万元あまりの回転資金を法輪功の文言が書かれた紙幣と嘘の情報を放送した。
6月9日、袁素静さんの電動自転車などの家財が押収された。同日、国保大隊は学習者・李国愛さんが友人から借りた車を差し押さえ、車の中には李さんが経営している会社の制服が置かれていた。
12日、刑事探偵課は誰もいない状況下で、李さんの自宅に侵入し、家財を押収した。なお、押収された物品の詳細は不明である。
7月15日、区検察庁は左さん、崔さんにも逮捕状を発付した。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)