【明慧日本2017年12月15日】甘粛省蘭州市の法輪功学習者・袁秀英さん、王雄珍さんが依頼した弁護士は今月6日午後3時ごろ、蘭州市第一留置場に行って当事者に面会したが、5分間しか話し合えず、「4時に退勤する」という理由で留置場側に面会を中断させられた。
わずか5分間の面会で、袁さんは弁護士に次のような事を告げた。11月、尋問を受けていた時に、囚人服の着用を拒否したという理由で、袁さんは8日間にわたって手錠、足かせをはめられた。それにより、身体の具合が悪くなり、1カ月ほど下痢が続いた。弁護士に会っていた時も、袁さんは他の人に両脇を支えてもらっていた。
袁さんは数年前、身体が何度も具合が悪くなり、入院して治療を受けたが根治できなかった。法輪功を煉ってから病状がようやく押さえられた。
今年6月18日、袁さんは城関国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官により連行され、蘭州市第一留置場に入れられ、未だにそこに拘禁されている。
王雄珍さんも留置場に入所した後、腎炎、頻尿(水1杯飲んでも数回トイレに行く必要がある)、心臓病、胸に瘤(こぶ)ができるなどの症状が現れた。
弁護士2人は12月7日、城関裁判所に行って関連書類を提出し、案件の担当者に会った。劉担当は、袁さん、王さんに対して、来年の1月に裁判を行う予定だと言った。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)