【明慧日本2017年年12月20日】カナダ・カルガリーの法輪功学習者は12月3日、中国駐カルガリー領事館前で記者会見を開き、中国を訪問するトルドー首相に、中国共産党に不法に拘束されているカナダ国民・孫茜さん、および同国の親族12人の救出に尽力するよう呼びかけた。
集会で、数人の学習者が発言し、首相の中国訪問に際して中国と交渉して、孫さんと12人の親族の無条件解放を要求するよう求めた。
孫さんは、法輪功を修煉しているとの理由で、北京で不当に身柄を拘束されてから9カ月になる。カルガリー在住の黄金玲さんの娘・陳英華さんも、法輪功学習者であり、2015年に懲役4年を宣告された。同じくカルガリー在住の蒋宝蓮さんの従姉妹・左麗さんは、2015年に秘密裏に懲役5年を宣告され、未だに陕西(せんせい)省女子刑務所に拘禁されて迫害を受けている。
記者会見の席で、法輪功学習者・楊さんは、「18年来、全世界の人権を重視する国や国民が、中共に人権を重視して迫害停止を促してきましたが、迫害は未だに続いています。大量の証拠が証明していますが、中国で真・善・忍を信奉する学習者の臓器を強奪して、大虐殺が行われています。私はカナダと中国の貿易は人権と法律を尊重する基礎のうえで行われることを希望し、カナダの首相が国を代表して声を発してくださるよう希望します。拘束されているカナダ国民とその家族の自由に努力すると同時に中国人に道義を提供することにもなります」と語った。
行き交う人々は指を立て、車で通りかかった人々は警笛を鳴らし、寒風の中で行われている集会を支持する意志を表した。