文/河北省の大法弟子
【明慧日本2017年12月22日】私は24歳のときに、5人の妹がいる夫と結婚しました。夫はたばこを吸い、酒を飲み、賭博をやるなどの悪い習慣を持っていました。夫は酒癖が悪く夜中に帰ると、家の中で地面に吐いたりして、家中が臭くてたまりませんでした。私は口をあまり出さないものの、本当に憤懣やるかたない思いで仕方がありませんでした。
ある冬の日、「人が酔って路上に倒れたまま、凍死した」という噂話を聞きました。それからある日のこと、夫が深夜12時になっても帰ってこなかったため、私はとても心配しました。それで、義父を呼んで一緒に、ちょっと遠く離れた夫の仕事現場まで探しに行きました。現場で夫のことを聞くと、「ここにいない。他の現場に行ったのかもしれない」と仕事仲間が教えてくれました。夫の姿がどこにも見えなくてやはり安心できず、義父は帰りましたが、私1人で教えてもらったその現場に向かいました。その現場に着くと、夫がたくさんの人とトランプで遊んでいる姿を見かけました。そのとき、私は本当に腹が立って仕方がなく、涙が溢れました。声をかけずに1人で帰りました。その日の夜、私は帰宅した夫と大喧嘩をしてしまいました。
しかし、義理の両親は夫のことをとても甘やかしており、いつも夫の味方をしていました。それで、私は義理の両親との関係も悪くなり、トラブルばかりを起こし、心身ともに疲れ果てていました。私はたくさんの病気を患い、肺や肝臓、それに胃まで悪くなりました。普通の病院や漢方の病院、有名な専門医などに、治療してもらいましたが、お金がたくさんかかっても効果がありませんでした。まだ30代なのに、私は痩せこけていました。
私の姉は、辛いそうな私を見て、夫との離婚を勧めました。姉の話を聞いて私はただただ、涙が流れました。相変わらず苦しみながら、毎日を過ごしていました。
1997年7月、私は縁があって、法輪大法に出会って学び始めました。それからの私は、徹底的に観念が変わりました。師父は「陰陽の学説によれば、女性は柔であるべきで、剛になってはいけません」[1]とおっしゃいました。師父はまた、「個人の利益と自由は何よりも大事です。それでは、皆さんはどこで家庭の温かみを手に入れることができるのでしょうか? お互いに強がり争い、誰も相手のことを認めません。皆さんに教えますが、これは人間としての状態ではありません!(拍手) 夫婦の間もお互いのことを信用せず、安全と感じられるところ、暖かさと落ち着きを感じられる場所はもうありません。このように生きて苦しく感じないのでしょうか? このようになってはいけないと皆さんも心の中で思っています。暖かさと落ち着きを感じる場所を持つべきであると思っています。しかし、皆さんの表面はこの全てを破壊しており、利己的な個性を強調し、このような場所の存在を拒んだのです。皆このように行ったら、美しい人間関係も失ってしまいます」[2]とおっしゃいました。
私は師父の教えをよく覚えておき、物事にも真・善・忍に従って自分を律しました。家のトラブルに直面したとき、争ったり、怒ったりしなくなりました。
ある年の冬、我が家に多くのお客さんが来ました。私はたくさんの料理を作りもてなしました。お客さんたちが食べてから、私はやっと座れて食べ始めたとき、夫がやって来て突然、「お前、今日の午後から、畑に行って白菜を運んで来い」と命令口調で疲れた私に言いました。当時、夫が酒をたくさん飲んで酔っていると思って、「行かない」と口答えしました。義父の意向だったと思いますが、このことで、義父と夫が揉め始めました。義父は、私が白菜を運ぶのを嫌がっていると誤解したようでした。そのとき、義母が家にいなかったのですが、戻ってから、義父から話を聞いたみたいで、すぐ大声で罵り始めました。私の名前を出さないものの、私のことを罵っているとわかっていました。お客さんも近所の人も、義母が私を罵っているとわかっていました。しかし、私は師父の教えの「殴られても殴り返さず、罵られても口答えしません」を覚え、心の中ではとても平然としていました。そして、私は義母に「怒ると体に悪いので、落ち着いてください」と言いました。それから、夫も義父母のことに腹を立って、私に「もう白菜を取りに行かないでいい。もし、白菜を運んで来たら、俺が捨ててやる」と怒りながら言って、自分の部屋に戻り、義父母も自分の部屋に戻りました。
午後、近隣の叔父さんは私と一緒に畑に行きました。私は1人で畑の白菜を車に乗せ、家に着くと1人で白菜を下し、忙しくて重労働でしたがとても元気なので、苦を感じませんでした。私たち家族の喧嘩を見ていた近所のおばさんは、「義母があなたにあんなひどい仕打ちをしたのに、なぜ怒らないのか」と聞かれ、「もし怒ったら、こんな重い仕事ができなくなる。本当に怒っていないわ。法輪大法を学んでいるおかげですよ」と答えました。午後4時ごろ、夫も義父も部屋から出てきて、みんな協力して白菜を畑から全部家に運び入れ、そのトラブルは静まりました。
法輪大法を修煉して人と人の関係が私にはわかっています。一緒に暮らしていることは縁によるものだから、私はとても周りの人を大事にしているのです。それからは、夫や義父母にどんなひどいことをされても、私は師父の要求に従い彼らの立場に立って物事を考え、善を持って、穏やかな気持ちで対処するように心がけました。私は出かけるとき、義父母に好きな食べたいもの、必要なものを聞き買って帰ります。現在、義父母はいつも笑顔で、「息子よりもうちの嫁の方がいいね。私たちは良い嫁に出会って、本当に運がいいわ」と私のことを褒めてくれます。
法輪大法を学んで、私の病気も完治しました。18年来、薬を1錠も飲まず、病院に1回も行かなかったのです。あれから、体がとても軽くて元気です。
現在の我が家は温かくて、和やかです。法輪大法の修煉のおかげで、幸福が我が家にやって来ました。
師父の慈悲深い済度に感謝いたします! 法輪大法に感謝いたします! 世の善良な人々が私のように、法輪大法の素晴らしさを体験できるように願ってます!
注:
[1] 李洪志師父の著作:『米国法会での説法』「ニューヨーク座談会での説法」
[2] 李洪志師父の著作:『米国東部法会での説法』
[3] 李洪志師父の著作:『シドニー法会での説法』