【明慧日本2017年12月28日】四川省瀘州市では今年、7人の法輪功学習者が不当な判決を宣告された。6人は刑務所に入れられたが、1人は血圧が高すぎたため刑務所に受け入れを拒否され、依然として留置場に拘禁されている。
(一)張利輝さんに懲役4年の実判決と罰金1万5千元を宣告される
張さん(50代女性)は今年8月末にどこかの刑務所に入れられたという。
張さんは昨年8月7日、瀘州市納渓区で法輪功の真相を伝えていた際、不当に連行され、拘禁された。同月19日、逮捕状を出された。今年、1年以上拘禁された張さんは懲役4年、罰金1万5千元の実刑判決を宣告された。これは張さんが受けた2回目の判決である。
(二)留置場で拘禁され続けている劉雲芳さん
今年7月19日正午、納渓区に在住の70歳の劉雲芳さんは家にいたころ、4人の警官が押し入って、室内に貼っていた法輪功のすべての物を乱暴に剥がし、創始者の写真をも叩き潰した後、劉さんを不当に連行した。最近の情報によると、劉さんも判決を宣告されたが、血圧が高すぎたため、刑務所側に受け入れを拒否され、現在、依然として留置場に拘禁されたままでいるという。
(三)馮徳瓊(ふうとくちん)さんに懲役2年の実刑判決が
今年11月1日、瀘州市中級裁判所は馮さんに対して、一審の判決2年の原裁判を維持した。馮さんは現在、刑務所に収監されている。
(四)唐天敏さんに懲役5年の実刑判決が
納渓区の学習者・唐天敏さん(62歳女性)は今年4月10日、外へ出かけて真相を伝えに行った後、行方不明になった。数日後、留置場に入れられたことが分かった。近頃、唐さんは懲役5年の実刑判決を宣告された。しかし、どこの刑務所に収監されたかわからないままでいる。唐さんは法輪功の修煉を堅持したため、2回の労働教養(3年6カ月)と1回の懲役(3年)を受けたことがあり、何十種類もの拷問を受け、九死に一生を得たと言っても過言ではない。
他に判決された学習者は梁文徳さん、羅水珍さん、張光先さんもいた。張光先さんを除いて、他の6人はすべて2回以上の判決を宣告されたことがある。その中の梁さん、羅さん、唐さんは他に労働教養も2回強いられたことがある。張光先さんは今回また懲役3年の判決を宣告された。
(五)丁国琴さんは留置場に入れられて3カ月になる
瀘州市江陽区農村の学習者・丁国琴さん(60代)は今年9月、市場で野菜を売っていた際、3人の警官がやって来て、丁さんから野菜を買い、そして丁さんに派出所まで配達を依頼した。丁さんが派出所に到着すると、すぐに連行され、尋問され、拘禁された。家族からの話によると、丁さんが拘禁された理由や通知書など何も届いておらず、ただ口頭で「丁は留置場にいるので、お金や生活必需品など持って届けに行っても良い」とだけ伝えてきたという。