【明慧日本2018年1月8日】元北京市海淀区太平路中学校の優秀な数学講師・李蘭強さん(53)は、法輪功を学んでいるという理由で、2016年4月20日、房山国保大隊(法輪功迫害の実行機関)、拱辰派出所の警官により身柄を拘束され、家財を押収された。
同年5月26日、区検察庁は李さんの逮捕状を発付した。昨年10月27日、区裁判所は李さんに懲役3年、罰金7000元(およそ12万円)の判決を宣告した。
李さんは上訴したが、同年12月14日に市二中級裁判所に却下され、原審維持と宣告された。
李さんは北京師範大学を卒業し、1993年に海淀区太平路中学校の数学講師として勤務していた。
1997年10月に法輪功を学び始めた李さんは、間欠心臓病などの病気が完治し、心身共に健康になった。
学校ではコツコツと働き、上司、保護者からも高い評価を得ていた。
しかし、1999年7.20以降、李さんは学校側に騙されて、洗脳班に拘禁され、二度、労働教養処分に処せられ、学校に戻った後、警備員に降格された。その期間中に、李さんの父親は病死した。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)